●特集:ポール・カリーが創り出した13枚の一致!
★ザ・プロブレム・オブ・カード13
・ マジシャンはデックから裏向きに1 枚のカードを抜き出します。
残ったデックを小分けにしながら、観客に数枚ずつカードを選んでいってもらい、最終的に12 枚のカードを選び出します。
選ばれたカードを見ていくと、なんと、全てのカードがハートのマークで揃っています!
そして最初のカードをめくると、それがハートの最後の1 枚なのです!
★トランプの大予言
・デックから適当に抜き出された8 枚のカードを、さらに観客の指示に従って裏表を混ぜてしまいます。
たまたま裏向きとなったカードを抜き出すと、その合計が、あらかじめ用意された予言と一致します。
さらに、予言をよく見ると、そのデザインで4 枚のカード自体が全て完璧に予言されていたことが分かります!
★ピップポップ
・ダイヤの3のカードの3つのマークに注目してもらい、カバーカードでフタをして、そのマークがジグザグ状に移動するところをイメージしてもらいます。
カバーを外すと、なんと、本当にマークがずれています!
これを元に戻し、真ん中のマークを引きはがすと、カードはダイヤのエースと2のカードに分裂してしまいます!
●特集:シングルカップの「お椀と玉」!
★ベンソン・ボウル
・2個のスポンジのボールが、1個ずつ順に、伏せたお椀の下に移動してしまいます。
今度は、マジシャンと観客が1個ずつ手に握り、お椀の下に移そうとしますが、意外にもボールは観客の手の中に移ってしまいます。
ボールをポケットに何度しまっても、繰り返しマジシャンの手の中に戻ってきます。
最後は、2個とも手から完全に消えてしまい、お椀の下から現れます。
●特集:ワークショップ
★ワンコイン・ルーティーン(Vol.57より)
●特集:実践派のためのクイックマジック
★スポンジボールの実践手順
ショッピング会員価格 4,716円です!
【修得の難易度】★☆〜★★☆「ポール・カリーの知られざる名作を学び、『ベンソン・ボウル』の原点を探る!」
今月号では、「ポール・カリーの知られざる名作を学び、『ベンソン・ボウル』の原点を探る!」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。
ポール・カリーと言えば、「アウト・オブ・ディス・ワールド」や「パワー・オブ・ソート」などの考案者として大変に有名です。また、これらの原案は名作であるとともに「大作」であることでも知られますが、今回ご紹介する「ザ・プロブレム・オブ・カード13」は、上記の2作に勝るとも劣らない隠れた名作であり、かつ同種の「カリータッチ」が貫かれた大作です。複数の観客に、カードを数枚ずつ直観により選び出してもらって、裏向きのまま抜き出していく…これから果たして何が起こるのかと「謎」により観客を引き付け、そして「え、まさかそんなことが…」と、予感とともに徐々に全貌が明らかになる、この感覚こそがまさにポール・カリーならではの持ち味です。格調高く、壮大なスケール感を持ったエフェクトを、ぜひご堪能ください。
ほかにカードマジックでは、巧妙な原理とおしゃれな演出が楽しめる山田直弘氏考案の「トランプの大予言」、独自技法も学べる奇抜な現象の「ピップポップ」の2作も収録しております。
そしてもう一つのテーマ、「ベンソン・ボウル」です。ボールではなくボウル、お椀のことで、和製カップ&ボールである「お椀と玉」に通じるものですが、カップ(お椀)1個だけで行います。通常、ボールを3個使って演じるものが一般的ではあるのですが、今回は元々の原案を尊重し、ボール2個の手順を解説しております。クラシックであり、一度は手がけていただきたい名作ですので、ぜひチャレンジしていただければと思います。
また「ベンソン・ボウル」を今回取り上げたことに合わせまして、「実践派のためのクイックマジック」のコーナーでは、「スポンジボール」のショートルーティーンを解説しております。「スポンジボール」は最も観客に受けるマジックの1つですが、これまで、このmonthly Magic Lessonでは敢えて取り上げておりませんでした。初めての方はもとより、ご存知の方も、ぜひ見直してみていただければ幸いです。
「ベンソン・ボウル」の原点を探る!
【収録内容】
◆ポール・カリーが創り出した13枚の一致!
・ザ・プロブレム・オブ・カード13
・トランプの大予言
・ピップポップ
◆シングルカップの「お椀と玉」!
・ベンソン・ボウル
◆ワークショップ
・ワンコイン・ルーティーン(Vol.57より)
◆実践派のためのクイックマジック
・スポンジボールの実践手順
【詳細情報】
2015年11月発売
マジック実演+解説DVD
収録時間(約85分)
解説ブックレット(20p)