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  • 【観客参加型トライアンフ!?】Crossover(クロスオーバー)〜シャッフラーズ・シリーズ、異色の第3弾!〜
クリエーター・新沼 研氏の最新作!Project Shufflers 第3弾!

トライアンフで観客がカードを混ぜるって!?ありえないでしょ!


誤解していました。

大ヒット作となった傑作 Labyrinth(ラビリンス)、そして missing(ミッシング)…
Project Shufflersシリーズとして上梓された過去2作を見て、このシリーズは、てっきり
メンタル的なカード当てを追求するものだと、勝手に思い込んでいました。

驚きました。

シリーズ第3弾である新沼 研氏の最新作、Crossover(クロスオーバー)は、
カード当てではなく、メンタルマジックですらなく、また前2作のような数理トリックでもなく…
なんと、トライアンフのバリエーション!
しかも、新沼氏ならではの独自着想により、通常のトライアンフとはまったく異なる形に
仕上げられた、極めてユニークな作品となっていたのです。

トライアンフは、言わずと知れた天下の名作で、裏表が混ざるようにシャッフルしてしまった
デックの向きが一瞬にして揃う、という現象。
これは、どちらかというと「物理的」な不思議であり、メンタルではありません。
しかし、本作中で新沼氏ご本人がご指摘のとおり、シャッフラーズ・コンセプトの中核とは、
「観客がカードを混ぜたにもかかわらず、奇跡が起こる」…
すなわち、作品・手順の枢要部分に「観客の手によるシャッフル」を組み込むことで
不可能性を高め、不思議さを強めることにあります。
冷静に考えたら、トライアンフはカードを混ぜること自体に焦点が置かれているわけですから、
シャッフラーズとの相性は抜群とも言えるのですね。
「シャッフラーズ化されたトライアンフ」が可能であるならば、これはもう
最強のトリックとなることは間違いのないところでしょう。

ただし、あくまでも「可能であるならば」です…。

これは、普通に考えると「無理」なはずです…少なくとも、レギュラーデックで行う限りは。
たしかに、世界は広いですので、観客にシャッフルをさせてトライアンフ現象を起こす
試み自体は、極めて珍しいものの前例として皆無ではありません。
しかし、それらは…結構「無理」をしています。
極度に難しかったり、強引だったり、成功度が低かったり、クリーンでなかったり。
一般性を持つ実用的な方法は存在しなかったと言ってよいでしょう。

これまでは。

Crossoverの誕生により、世界は変わりました。

「観客が混ぜたデックでトライアンフができないか?」
そんな、夢想・空想・妄想の世界を、現実に変える…
それこそが、新沼研氏が持つ、魔法の力なのです。

まったくのレギュラーデックで、しかも、たいした準備・セットアップも必要とせず、
観客にカードを混ぜさせてのトライアンフ的現象が、さほど難しい技法を使うでもなく、
比較的簡単に行えてしまう…そんな時代が来たのです!

現象を、もう少し詳しくご説明します。

マジシャンはデックの裏表を混ぜ始めます。
途中で観客にも協力してもらい、手分けしてカードを混ぜてしまいます。
カードの裏表が完全に混ざっていることを、ハッキリと示します。
観客がデックの半分を取り上げ、広げてみると…
驚くべきことに、4枚のエースのみが表向きになっているのです!
そして残り半分を広げると、こちらは4枚のキングのみが表向きになっています!
エンドクリーンです。

そして特長としては、
・トリックカード・トリックデックなどは一切使用せずレギュラーデックで演じる。
・全ての動作はオープンに、観客が見ている目の前で行われる。
(カードを背後やテーブルの下などに隠して行うようなトリックではありません。)
・スプレッドカルやハーフパス等の難しい技法は使わない。
(数理トリックでこそないにせよ、どちらかと言うと「セルフワーキング寄り」のマジックで、
この辺りはシリーズ前2作に通ずる共通点でしょうか。)
・観客のシャッフルの方法に制約がなく、リフルシャッフルであろうがヒンズーシャッフルで
あろうが、はたまた子供が混ぜるような混ぜ方であろうが、なんでも構わない。
(実際問題として、一般の観客に演じる上では、この点は大変重要です。)

ちなみに「現象」を読んでお気づきの方もいらっしゃるでしょうか?
この作品は「コンセプト」として「現象はトライアンフである」と類型づけていますが、
手順の流れや手法、それにエンディングの「形」が、既存のどのタイプのトライアンフとも
異なるため、実際に見たときの印象もだいぶ違うものとなります。
感想も「トライアンフを見た」というよりは、むしろ「これまでにない新しい現象の
マジックを見た」というものになるのではないでしょうか。
新沼研氏ご自身も、マジシャンに対してこれを見せたときに「なに、これ…?」と
困惑し、気味悪がられるような反応が返ってきた、とおっしゃっています。
前例のない、過去に体験したことのない不思議であるがゆえに、見た人が混乱して
思考停止に陥ってしまう、と。

ところで、なぜこのような現象が可能となったのでしょうか?
じつは「トライアンフ」×「シャッフラーズ」だけでなく、さらにもうひとつの
「ある要素」を掛け合わせることで成立させているのですが…
おっと。
この先は、ぜひご購入の上、例によって、新沼氏ご本人による自作解析をお読みください。
今回も、示唆に富む考察が縦横に語られていて、それがシャッフラーズ・シリーズの
魅力の一面を成していますので、ここで皆様の楽しみを奪ってもいけません。
応用性の広い「考え方」に触れていて、私も大変感心させられました。

また、新沼氏の畏友、舞那遊氏によるバリエーション、Crossover "Royal"も公開。
クロスオーバーに、さらにギャンブリング・デモンストレーションの要素を加え、また、
あくまでも「一般の方」に見せるという視点から、セリフや演出を練り上げた作品。
こちらも効果的な手順であり、また演じる上での様々なヒントが散りばめられて
いますので、より広い意味でも参考になることと思います。

補足情報や広告等を除いても、正味20頁以上ある充実ぶり。
手順・演出から理論までが詳細に記述された、冊子形式の解説書・研究書です。
写真多数。


 ◆マジシャンの夢に、クリエーターが現実的な解答を与えた…!◆
 ◆新沼 研氏が作り上げた新しい世界を、ぜひご堪能ください!◆




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↑『Labyrinth(ラビリンス)』

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