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予言は表向き、カードは自由選択 。これで一致したら、奇跡！？

アンディー・ナイマン氏による、 見事なカード・メンタリズム！



アンディ・ナイマン氏は、世界的なメンタリストであるダレン・ブラウン氏のブレインとしても有名。
役者としても活躍するなど、才能に溢れる人物です。
その氏が、新たな着眼点で作り上げた、フェアなオープン・プレディクションとは？




マジシャンは、封筒の中から１枚の予言のカードを取り出し、それが何であるかを「開示」します。
その後、観客の手で１枚のカードが自由に選ばれます。
その２枚が、なんと完全一致するのです！




プロットとしては、いわゆる「オープン・プレディクション」（原案ポール・カリー）です。
予言の「内容」を、観客がカードを選ぶより前に見せておく、というもの。
普通は予言を後で見せるところを、逆にしたわけです。
予言には、もう「すり替えたり書き足したり出し分けたり…」といった手法が使えないわけで、
トリック的には、より縛られた、限定された形となります。

一般的に「オープン・プレディクション」というと、次のような段取り。
・裏向きのデックからカードを１枚ずつ表向きにしながら配っていく。
・観客が指定したカードだけ、裏向きのまま配る。
・残ったカードも表向きにして配ってあらためるが、予言と合うカードは出てこない。
・デックの中で１枚だけ裏向きの先ほどのカードを見ると、予言と一致する。

すなわち、選ばれたカードをデックの中にいったん埋めてしまうなどして、それにより
何らかの操作を行う、という形が多いのです。
トリックとしては、予言の方は「いじれない」わけですから、選ばれるカードの方を、
フォースなりスイッチなりで合わせる必要があるわけです。
もちろん、デックは何かしらの形でマジシャンがハンドルすることになります。

ところが。

「インセイン」の手順では、マジシャンはデックに触る必要がありません。
観客の手で、カードを１枚、裏向きに配ってもらい、そのカードがダイレクトに予言と一致します。
カードをデックに埋もれさせる必要はありません。
この部分のクリーンさ、フェアさが、一番の特長です。

デックは、観客に手渡して調べてもらうことができます。
もちろんフォーシングデック等ではありません…仕掛けは一切見当たりません。
事前に、よくシャフルしてもらうこともできます。
観客の手でカードを配ってもらい、本当に好きな場所でストップしてもらいます。
その場所のカードを、裏向きに配らせます。
これで一致するのです。




シンプルで分かりやすく、ダイレクト。
それゆえ、強烈なインパクトのある現象です。
一般の観客は、本当に運命を信じてしまうかも知れません。

誰でも簡単にできる、プロタッチのメンタルカードマジック。
メンタリスト志望の方にも最適です。




・演技・解説ＤＶＤ：１巻（約28分。英語版ですが映像で十分理解できる内容です）
・封筒・ギミック等：一式
（※別途レギュラーデックが必要です。各自お手持ちのものをお使いください）

↑『トーク・アバウト・トリック』

↑『Fatalism 3.0（フェイタリズム３．０）』

↑『Coincidence（コインシデンス）』

↑『ブランクナイト』

↑『ＭＥＯＴＯ予言』

↑『えにしのデック』

↑『B'Wave（ビーウェーブ）』

↑『ジャンボ B'wave（ビー・ウェーブ）』