【ジョイント式！】ＪＬウォンド（JL Wand by JL Magic）〜必携のマジカルアクセサリー！〜 [monthly Magic Lesson Shoppers]

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ユニークな設計のマジックウォンド、使い勝手も抜群です！

「魔法使い」の基本アイテム、カップ＆ボールのお供にも！

マジックウォンド、古くは「奇術棒」などと訳されることもあったようですが、基礎用具の一つとして大変重要です。
特に「カップ＆ボール」を演じる方にとっては必須アイテムとも言えるでしょう。

今回入荷したＪＬマジック社製のウォンドは、「２段階式」という、ちょっとユニークな特徴を持っています。

基本的には長さが約33センチほどの「フルサイズ」のウォンドなのですが、まず、これが中央で２分割できます。
ネジ式になっていて、外せば半分の長さの２本に分解して携帯できるというわけです。
この形で並列収納できる携帯用のケースも付いています。

そもそも「長めの棒」なので、持ち歩く時にややかさばるのがウォンドの１つの欠点。
カバンによってははみ出したり、あるいは、底の方に入ってしまうと取り出しづらかったり。
その欠点が、分割式によって解消されています。

組み立ては、ジョイント部を「ねじ込む」だけですから、数秒レベルで完了します。
演技中に観客の目の前で組み立ててみせる「演出」も面白いでしょう。

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そしてさらにユニークなのは、フルサイズのウォンドとしてだけでなく「ミニウォンド」にもなる点。
サイズが２段階で調整可能、使い分け可能なのです。

両端のチップ部分もネジ止めで、取り外せるようになっています。
そのため、チップ間の「中央部」を２本のジョイントでなく１本だけにすると、短めのウォンドができ上がります。
（２分割の状態で、一方のジョイント部に、もう一方の「チップ」だけを取り付けることができる、と言い換えても良いでしょう）

ミニウォンドは、普通にポケットにも入るので、これはこれで便利。
カジュアルなパフォーマンスに、ちょっとだけ「フォーマル感」を出したい時などに使えます。
テーブルホッピングなど、出来るだけ用具をコンパクトにしたい場合にも実用的です。

サイズ的なスペックを記載しておきましょう。
下記の２サイズのウォンドとして使用可能です。

長さ約３３センチの「フル・ウォンド」。
長さ約２０センチの「ミニ・ウォンド」。

ちなみに、ウォンドの径（太さ）は１センチ弱、細身の使いやすいウォンドです。
また、収納時の「ケース」サイズは、長さ約１８センチ、幅が７センチほどです。

ウォンドは金属製。
黒を基調とした、シンプルで落ち着いたデザインです。
端部はアルミチップ。
主軸部分も中は金属ですが、外側に肉厚の黒いゴムを被せてある設計です。

本体部がゴムなのですべらないのが、また落としづらくて安心。
手にしっかりとフィットします。
やや細身のウォンドで、それでいて金属なのでそれなりの「実質重量」および「重厚感」があります。
このため、ウォンドスピンの技法は、大変やりやすくなっています。
また、端部が金属なので、デビッド・ウィリアムソン氏の「ある有名なコインマジック」にも好適です。

なお、弊社スタッフが手にしたサンプルでは、ゴムが接合部から少し突き出していました。
これはおそらく、そういう仕様と思われます。
最初、「奥まではめようとしても、ゴムが当たって戻ってしまう」と思いましたが…
そこで止めずに、さらに最後までギュッとねじ込めば、しっかり固定されます。
そして、ゴムを両側から強く圧迫する形となるため、押さえて調整すれば継ぎ目がほぼ見えなくなります。

ケースはかなりしっかりとしたつくりになっています。
スナップ式のフタも開閉しやすく、実践的。
実用にも、またコレクションにも最適な一品です。

ちなみに、ウォンドについて。
「カップ＆ボール」には必需品ですが、別にその専売特許というわけではありません。
クラシックスタイルのマジックでは、当たり前に登場する基礎用具です。
先ほどデビッド・ウィリアムソン氏のコインマジックも例に挙げましたが…
普通に「魔法をかける用具」として、どんなマジックに登場させても良いのです。

伝統的に、唯一マジシャンに携行が許される「魔法使い」アイテム。
非常に分かりやすいアイコンです。
老若男女、万人に分かりやすいマジシャン像を演出するために、このイメージを活用しない手はありません。

そして裏側のトリック的な意味でも、様々な心理的策略を込めて使われているのは、ご存じのとおりです。
マジシャン必携の基礎用具、ぜひ一家に１本はお揃えくださいませ。