【ワンツーフィニッシュ！】1=2（one equals two）〜バラリノ考案！カードボックスの分割・再構築！〜 [monthly Magic Lesson Shoppers]

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カードケースを引きちぎると…超ビジュアルな瞬間トリック！

アイ・キャッチングで、オープニングの「つかみ」などに最適！

ジャン・ピエール・バラリノ氏による「1=2（ワン・イコール・ツー）」。
手品を軽いノリで演じたい方にとっては、とても良いネタです。
瞬間芸ですが、ビジュアルさは半端ありません。
ぜひお使いになってみてください。

レギュラー（ポーカー）サイズのトランプのボックスが、瞬時に「ミニサイズ」のカードケース２個に変わります。

ソリティア用のミニサイズのトランプは、ちょうどポーカーサイズの半分のサイズなので、体積的には
「大１個＝小２個」という数式が成り立ちます。
そのため、今回の「ケースごとフルデックをミニデック２個に分割変化させる」現象、あるいは逆に
「ミニデック２個を融合させてフルデックにする」などの現象にチャレンジしたマジックは、
まれではありますが、過去にもいくつか例はあるようです。

その中で、今回のバラリノが出した商品は、構造的に大変よくできていて、誰でも、手軽かつ簡単に行え、
また、極めてビジュアルに変化させられる点が優れています。
目の前で軽く「引きちぎる」かのような動きをするだけで、瞬間にパッと２個のミニボックスに変わります。
さらに、変化後のミニボックスを、２個とも、裏表など全周囲をはっきりと示すことができて、
見た目に怪しいところがありません。

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エフェクト的にオープンでビジュアル、かつ大変クリーンなのが特長。
手などでカバーすることもなく、また何かを操作するような怪しい動きもありません。
本当に見ている目の前で、単に「変わる」のです。
現実にリアルで見せられてもカメラトリックかと思ってしまうほどの一瞬の「トランスフォーメーション」。
これはまさに変態的です！

ノー・スライハンド（技術不要）。
ノー・パーミング（何もパームしない）。
ノー・プル（引きネタではない）。

大変クリーンです。
もちろん、ブラックアートでもありません。
準備も簡単ですし、セットした用具をポケットに入れておけば、サッと取り出して気軽に演じられます。

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アイ・キャッチングなトリックですから、一発芸・瞬間芸としても、また演技の冒頭の「つかみ」に最適です。

惜しむらくは、ミニデックケースの中身（ミニデック自体）は商品に付いていないこと。
箱の中は基本的に空っぽで、ミニデックをお持ちの方は実際に入れておくこともできそうなのですが、
最近、このデックが製造されていないのか、入手が困難です。
ただ、マジックですから見せ方次第であり、まともにミニデックを入れておく必要は、あまりありません。

たとえば、単純に「カードマジックをしようと思います」と出してきて、この現象を起こす。
「こんな小さいカードでは見づらいですから、やっぱり違うマジックをしましょう」と「言い訳」して、
ミニケースをポケットにしまい、コインなど違う道具を出してくる。コレで十分です。
あるいは、言い訳する必要もないくらいで、「ちっちゃくなっちゃった！」と叫んで、
笑いながら片付けて、しれっと違うマジックを始めてもいいと思います。
カードマジックがお好きな方は、ミニケースをしまって、代わりにまた普通サイズのデックケースを出してきて、
「今度は分裂しませんからね」と、普通にケースから出してマジックを行えばよいでしょう。

なお、やりたい方は
「こんな小さいカードでは見づらいですから、やっぱり違うマジックをしましょう…コインマジックでも」
と言って、ミニケースの中からコインを取り出す、という流れ・演出も可能です。
音の問題などありますから、詰め物をするなど多少の工夫は必要ですが、ミニケースの中に
数枚のコインを入れておくことは、十分可能です。ご研究ください。
（シルクなどを入れることもできますね）

必要な用具と、解説DVDのセット。
用具は「ほぼ完成品」の状態で提供されており、フラットにたたまれていますが箱の形に広げればOKです。
工作は一切必要ありません。すぐに使用可能です。

「１＝２」というタイトルから、数学的・哲学的な話をセリフとして交える演出も考えられなくはないですが、
おそらく、いきなり演じたほうが意外性があり、驚きが大きい気がします。
何も言わず現象を見せただけで理解できるマジックですので、言葉は要りません。

初心者でも演じられるほど簡単なのに、とても「強いエフェクト」を持つ稀有なマジック。
視覚的な刺激を含むインパクトの強い作品をお探しの方に、ぜひお使いいただきたいアイテムです。