【名作ジプシーカースです！】ハンガリアン・ゲスゲーム（Hungarian Guessing Game AKA Gypsy Curse by Kaymar Magic）～ツータイプのパケット付き！～ [monthly Magic Lesson Shoppers]

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名作、ジプシーカースがケイマー・マジックより登場！

天才ピーター・ケインの名手順！２種類のカードつき！

まずは英語の勉強から。
海外商品名にあるAKAとは、a.k.a.とも表記され、also known as～の頭文字を取ったもの。
読みは「アカ」または「エーケイエー」だそう。
直訳すると「～としても知られる」となりますが、「言い換えると」といったニュアンスで
リズム的に言えば「またの名を」とか「通称」「すなわち」「いわゆる」といった感じでしょうか。

AKAの後ろに書かれた「ジプシーカース」は言うまでもなくピーター・ケインの名作ですが、
前にくっついている「Hungarian Guessing Game」は、はて何なんだろう？…
もしかしてどこぞの業者が勝手に変な名前を付け始めたんじゃなかろうな、と思って
検索してみたら、どっこい、元々に近いくらいの正統的な名前でした。
失礼いたしました。
それにしても、マジェイアさんのページとか、隅から隅まで読ませていただいていたつもりで
いましたが、覚えてないものは覚えてないもんですね。

閑話休題。ジプシーカースです。

ワイルドカードのピーター・ケインによるバリエーション、という言われ方もされ、
根本的にはそれで間違いないのですが、いわゆる「ワイルドカード」とはだいぶ
趣が違う部分もあります。
原案は基本的に１枚ずつの変化ですが、ジプシーカースではショートカットして
「まとめての変化」を取り入れていて、それを生かすようなユニークな演出とあいまって
意外性を作り出しています。
カード構成も異なりますし、独特なディスプレイのハンドリング的に見て、
おそらく「原案」の裏をあらためられない点を解消しようとしたものと思われます。

タロットカード様の縦長の特殊カードを使って演じられることが多いので、
その印象が強い方も多いかもしれません。
他のマジシャンによるハンドリングバリエーションもいろいろと発表されているようで
個人的にはジョー・ギバンのものを昔やっていました。
そんな気がします。

さて、今回、ケイマーマジックより、この商品が売り出されました。
そして、リミテッド・エディション（限定版）ボーナスと謳っているのですが、
通常のトランプ（バイシクルバージョン）のパケットに加え、
なんと、ピーター・ケインが実際に売っていた「タロットカード風の、
ビンテージスタイルの特製カード」もセットにしているというのです。
商品を取り寄せてみましたら、確かに２種類のパケットが入っていましたよ。
初期ロット限定かもしれませんので、お見逃しなく！

手順解説は、オンライン動画（英語版）となります。

なお余談ですが、
最近発売された monthly Magic Lessonの14周年記念号であるmML168号 に、
ゲストの１人としてFISMウィナーでもある「ゆみ」さんが登場され、
このマジックを見事なタッチで演じられました。
正直、この映像は宝です。
パフォーマンスオンリーですが、興味のある方はそちらもぜひご覧ください。