【この指と～まれ！】SUGOROKUプレディクション　by野島伸幸～オンライン対応！指を使った楽しい予言マジック！～ [monthly Magic Lesson Shoppers]

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「指すごろく」の不思議さを追究！

オンライン対応の観客参加型マジック！

マジシャンは、５本の指を使ったすごろくのようなゲームを説明し、
「５つ動く」「親指をたたむ」「好きな数だけ動かす」
などといった指示が書かれたカードを見せます。
マジシャンと観客によってそのカードがよく混ぜられた状態で
カードの指示に従って指を動かしていきます。

例えば「５つ動く」のカードが出た場合、「隣の指に動く」という動作を５回行うことになります。
行ったり戻ったりしてもよいので（指の間を飛び越えるのはなし）、通常のすごろくと比べても
動き方にかなりの自由度があります。

にも関わらず、最終的に止まるであろう指が完全に予言されているのです！

「道具を必要としないマジック」として古くから知られている「指すごろく」。
これを野島伸幸がとびきり不思議にアレンジしました！

アレンジした都合上、本当に何も持っていないと演じることはできなくなりましたが、
代わりにマジックとしての不思議さは倍増どころでは済まなくなっています。
氏も解説動画中で「不思議さの理論値MAXを目指した。」と語っておられました。

従来の指すごろくだと、マジシャンが「３つ動かしてください」「親指をたたんでください」
などと口頭で指示をしていたのですが、たとえ最後に全員が同じ指に止まったとしても
これでは予定調和の感が否めません。

「不思議は不思議なんだけど、必ずそうなるように指示しているんだろう」

と思われてしまうわけです。それを「指示カード」を用いてマジシャンの指示ではなく、
観客のシャッフルの仕方によって出た偶然の指示とすることで
マジシャンのコントロール外の「出来すぎた偶然」を印象付けることに成功しています。

道具が必要なこと以外、原案の「指すごろく」の長所をそのまま引き継いでいます。
具体的には以下の通り。

・完全セルフワーキング、技法は一切いりません。
・大人数対応。クロースアップはもちろん、ステージ、サロン、オンラインなんでもござれ。

また、これも氏の工夫により、覚えることが大変少なくて済むようになっています。
ある意味で原案よりも覚えることは少なくなっているとも言えます。

道具こそ必要になりましたが、サロンマジックとして考えた場合、十分小さい道具と言えます。

野島氏の解説動画全般に言えることではありますが、ただやり方をなぞるだけでなく
創作の経緯や実演する際の注意などを細かく語ってくれていますので、
実践派、創作家ともに大いに参考になる、価値ある解説です。

全マジシャンのレパートリーに入る傑作です！超オススメ！

野島伸幸氏本人による紹介文はこちら！

指を使ったすごろくタイプのゲームを行います。
観客は自由に動くことができるにも関わらず、最終的にたどり着く指が
マジシャンによってコントロールされているのです。

オンライン対応の観客参加型マジックです。
もちろん、現場でも演じることができます。
道具を用意してもらう必要がないため、気軽に演じられるのも嬉しいところです。

指を使った予言のマジックはクラシックマジックとして有名ですが、
今回それに指示カードを加えたことで
「何マス動くか」「どの指が減るか」「いつゲームが終了するか」
をランダムにしました。
その結果、完全にコントロール不能な印象を強調しています。
複数の原理を重ね掛けしているので、かなり不可能性が高まっています。

また、とある工夫により覚えることがほとんど不要になりました。
額縁のある部分に"良いもの"を仕込んでいます。ぜひご活用ください。

また、どの指が残るのかはある程度コントロールできます。
解説映像の後半では中指を残す方法についても触れています。

小さく持ち運べて、オンライン、サロン問わず気軽に演じられます。
ぜひレパートリーに加えて下さい。