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シリーズ第９弾はフォールスディール編！

ゼロから始めた教室は、いつしか深淵へ！






ゼロから始めるカードマジック教室、９回目のテーマはフォールスディールです。
連続してカードをスイッチしたり、順番を変えたりといったことが可能になります。
カードマジックに使うためのフォールスディールなので、
ここまで基礎講座を受けて下さった方であれば無理なく習得できるはずです。
もちろん、技法のやり方だけでなく、手順も豊富に紹介します。

本格的なカードマジックの入り口となる内容です。恐れずご参加ください。




■ディール
セカンドディールの前に普通の配り方をおさらいします。
より詳しい解説はVol.1をご覧ください。

■ストライクセカンドディール
オーソドクスなセカンドディール。
押し出し方やタイミング、摩擦の減らし方、練習方法
などについて解説します。

■プッシュオフセカンドディール
のじまのぶゆきが普段使用しているセカンドディール。
難しいですが、挑戦する価値があります。

■アードネスグリップ
ボトムディールを行うための特殊な持ち方。
この持ち方でストライクセカンドも行えます。

■ボトムディール
Erdnaseの手法と、フォース等に応用の効くワンハンドメソッドを紹介します。

■ポーカーデモンストレーション
Vol.1で紹介した手順にフォールスディールを加えることで、より本格的に。

■Diamond Cut Diamond (Alex Elmsley)
Ａから10まで並んだカードのうち、観客が指定した数字のカードが
観客が選んだカードに変化します。

■Under World(Alex Elmsley)
10枚のカードを、観客の意思に従って５枚ずつに分けますが、
表を見ると赤と黒に分れています。

■Call to the Color(Bill Simon)
赤黒交互だったカードの順番が変化します。

■Danbury Delusion
ご存知傑作サッカートリック。
丁寧に解説します。
かなり簡略化した実用手順です。

■Merlin's Lost Aces(Peter Kane)
Jack Merlinの傑作をPeter Kaneがアレンジ。
さらにのじま流の変更も加えています。
よりすっきりとしたハンドリングとなり、演じやすくなりました。
■Faro Finder(Peter Kane)
同じマークの５、６、７、８、の４枚をデックの中に混ぜますが、
目的のカードの数字の分だけ配るとそのカードが現れます。
さらに４枚のＡも登場します。
構造が良くできています。

■ストップカード
観客に４枚の名刺を渡し、好きなところに戻してもらいます。
名刺のところのカードを見ると、すべてエースです。

■ソートカード
13枚の混ざったカードを見せますが、配り直すと順番に揃います。




思えば遠くへ来たもんだ、という感慨がありますが、
今回のカードマジック教室はフォールスディールがテーマです。
セカンドディールやボトムディールなどのことです。
基礎といえば基礎、基本技法といえば基本技法ではありますが、
カードマジックの極めて本格的な部分の基礎であり基本です。
かなりやり込んでいるマニアでもこのジャンルを避けている場合も
あるかもしれません。

これらをマスターすれば、並のマジシャンとは違うという評価が得られ
一段上のレベルに行ける実感があるでしょう。

また、実際の使用例となる手順を多く紹介されているのも重要で、
エルムズレイ、ビル・サイモン、ピーター・ケーンなどそうそうたる
方々の頭脳が生み出した傑作の数々を学ぶことができます。
フォールスディール自体が入門書などでは解説の範囲外となっている
事が多いこともあり、かなり本格的なマジック情報に触れないと、
これらの作品にそもそも触れる機会が全くないものと思います。
知られざる世界に、ぜひ足を踏み込んでみてください。




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