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アイコンのご説明

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予想外の現象に観客は仰天＆呆然！

まさに「空が上にあって」の世界！






まずはメーカーからのご紹介です。

カードケースに手をかざすと、内側と外側が入れ替わります。
そのままケースを手渡して調べてもらいますが、異常はありません。
デックもレギュラーですので、お好きなマジックに続けることが出来ます。

インパクト大のオープニングトリックをお楽しみください。




といったように、メーカーからの紹介は非常にシンプル。
少々補足します。
まず、この異様な現象の考案者は確かポール・ハリスだったように思います。

カードケースの、印刷面が内側に、印刷のない面が外側に、と、内と外が
逆転してしまいます。
あたかもゴム製の容器をクルッとひっくり返したかのように。
生成された「奇妙な逆転カードケース」は、そのまま観客に手渡して
良く調べてもらうことができます。
確かに、箱の中に印刷がされていて、外側は真っ白。
クラインの壺をくるっとひっくり返したような奇妙さです。

原案者ポール・ハリスの説明を記憶を頼りに思い起こすと（だいぶ私の解釈が
入り込んでしまうかもしれませんが）、これは言い換えれば、
ケースの内側が外側になった、あるいはケースの外側が内側になった、
と言い張ることができる、という話になります。
つまり、例えば印刷面の側をケースの外側と定義したら、現象後の段階では、
ボックス内部が「ケースの外側」になる、という奇妙なロジックです。

このように論理を飛躍させると、このケースに普通の意味でデックを
入れてあれば、デックはケースの「外側に入っている」、ということに
なります。
つまり、この逆転現象を演じることで、演者はおそらく最も奇妙な方法で、
ボックス内部のデックを外部に取り出したことにもなります…とはいえ、
もう一度ちゃんと出さないと使えないのですが。

逆の説明をするならば、ケース外の「宇宙全体」をボックスの「内側」に入れて
しまった、といった説明も可能です。
ですから、「この小さな箱の中にこれからあなたに入ってもらいます」、
などという突拍子もない話をして、このマジックを行うことも可能です。
よほどうまく説明しないと、相手が話に付いてこれないかもしれませんが…

もちろん、どのような演出で見せるかは皆さん次第です。
めんどくさい話をしなくても、普通に見せれば相手は充分以上に驚いて
くれるでしょう。
なにせ、こんな現象が起こると素で予想ができる人はいないでしょうから。

そして、現象が終わると、見たこともない奇妙なカードケースが、
観客の手元に残ります。
奇妙さの体験という意味では、これだけで充分おつりがくるほどです。




・ギミック
・解説動画URL
※バイシクルレギュラーデックは別途ご用意ください。
※用具に「青裏用」と「赤裏用」がございます。
ご希望をタブでお選びください（品切れの節はご容赦ください）。