荒井晋一氏による個人作品集（小冊子、付録用具つき）です！

歴史的偉業ともいうべきシリーズの最新作が、緊急限定入荷！




長年、日本のマジッククリエーターとしてトップを走り続けている荒井晋一氏。
なんと36冊目になる氏の個人作品集、アフェクションズ36号が出ました。
単独のパケット商品なども多数発表されてきた氏ですから、その創作の全てが詰まっているわけでもないのに、この分量。
本当に、凄いことです。

しかも、常に一定水準以上のクォリティを保ち続けている抜群の安定感が、安心してファンになれる一因ですが、さて今回は…？
もちろん、期待は裏切りません！
それどころか、期待を上回るほどの、いつにも増して充実のラインナップです。

アフェクションズ冊子シリーズの魅力の１つは、単なるノートだけでなく、毎回「付録用具」が付いてくること。
今回も２作品の用具が付いていますが、その一方、「袋小路」という封筒のトリックを見て、驚きました。
「スゲー！なるほどー！こりゃスゲー！おぉぅ！」とｍＭＬスタッフも感嘆詞しか出ない程の大興奮！
トリック・アイデアとしてのクォリティが高く、また道具としても良くできていて、
「なんでこれを単独の商品として発売しなかったんだろう？」と思わせる作品・用具に仕上がっています。
間違いなく今回の目玉トリックでしょう。

そのほか、合計で全６作品。
下記にその内容をご紹介します。

■袋小路（用具・カード付） 上記「目玉トリック」がコレ。 使うものは、カードが１枚入るくらいの小型サイズの封筒。 事務用でたまにある、タブに紐をかけて封をするタイプです。 この厳重に封をされた封筒の中から、観客のサインカードが現れたとしたら…？ まさに「密室トリック」！？ ミステリィ仕立てのような作品です！ セットも簡単で比較的手軽に行え、しかも、封筒は観客に手渡し可能。 しかも荒井氏が実際に演じている、凝りに凝った手順も併せて紹介しています。 ダイレクトに使うもよし、氏の手順にチャレンジするもよし。 また、ルポールタイプのワレットの「中」に仕込むにも好適。 通常は「消耗品」となる封筒が、これなら繰り返し使えます。 ■パララックス・プリディクション（用具付） こちらも用具付きの作品ですが、こっちはちょっとした場に最適な小ネタ系。 軽いジョーク的な予言のトリックですが、考え落ちのような意外な結末がポイント。 手軽かつ簡単に演じられて、サカー的演出が効果的なトリックです。 ■もぬけのから -ミステイク・バージョン- 荒井氏いわく「アフェクションズ・ファンにお届けするトリック」。 シリーズで過去に添付されていた付録用具を２種類組み合わせて使うという荒業。 過去の号をコレクションされている方は、ぜひ引っ張り出してお楽しみください。 カードの印刷が透明板に移し取られてしまうという魅力的なプロットです。 用具をお持ちでない方は、アイデアとして、発想の元や手順構成の参考に。 ■hit the road 「Ｆ．Ｆ．デック」の名で以前に発表した名作トリックデック。 その応用編にして最強バージョンの手順が、ついに完成しました。 こちらは以前も付録としては添付されず、デックの作り方が解説されていました。 今回もその「作り方」は再掲していますので、これだけで理解は可能です。 現象は強烈。 あらかじめ、デックとは裏の色違いのカードを１枚、予言として逆向きに入れておきます。 デックを「表向きで」１枚ずつ配っていき、観客が、好きなところでストップをかけます。 そのカードと、予言のカードが、ズバリ一致している…信じられますか？ 本当です。とびきりの奇跡を、巧妙なデックが簡単に実現してくれます。 ■インビジブル・ウエイブ 「トリックデック改造シリーズ」の中からの第一弾！ 市販の有名なトリックデックを素材に、自作可能な、さらなる細工をいろいろと加える。 そして通常とは全く別の、アッと驚く使い方をしてしまったりします。 本作の元はインビジブルデック。 観客が自由に思い描いて指定したトランプが、１枚だけ裏向きに現れる… ここまでは通常と変わりませんが、残りのデックを揃えてひっくり返すと裏の色が違います。 デックを「表向きで広げる」インビジブルデックの形で、ブレインウェーブ的なオチ。 これができないかと工夫されたものですが… 「え、裏を見せられるの！しかも色違い！？」と、マニアにとっては２重の驚きです。 ■ワンス・モア 同じく「トリックデック改造シリーズ」の中からの第二弾！ 有名なトリックデックに、ある配列を加えました。 観客がストップをかけたカードの数字に着目し、その枚数目のカードを見て覚えてもらいます。 そして、カードを集めてカットした後、「先ほどと全く同じ操作」をします… すなわち、再びカードを配り、ストップした場所のカードの数字に従い、その枚数目を見る。 するとなんと、先ほど覚えたカードが、同じようにひょっこり現れるのです。 さらに、もう一度同じことをやっても、結果は同じ…強烈なデジャブ現象です。 そして最後は、選ばれたカードはデックから消えて、ポケットの中に！ これだけの現象が、ノーテクニックで演じられます。 トリックデックの「匂い」（気配・感じ）を消す工夫がなされているので実用的。

アイデア満載の作品集ですので、刺激を望むマニアの方にはもってこいです！





・冊子（Ｂ５判・正味１６ページ・図版あり）
・「袋小路」用の用具（封筒ギミック・カード）一式
・「パララックス・プリディクション」用、特殊ハーフカード一式
（上記２手順も別途レギュラーデックが必要です。また、その他の作品はアイデア紹介ですので、用具は必要に応じて各自でご用意ください）

↑『荒井晋一作品集・アフェクションズ35』

↑『アフェクションズ31』

↑『アフェクションズ30』

↑『デビルズ・フォーシングデック』

↑『２×４（ツー・バイ・フォー）』

↑『ブランクポーカー』

↑『そんな、モンテ』

↑『2 IN 1 ジョーカーズ エキストラ』

↑『思い出ツイスト』

↑『エッセンシャルズ・イン・マジック・ジ・インビジブルデック』

↑『封筒とマジック』

↑『ミラージュデック』