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佐藤喜義と岡野将太のコラボ第８弾！

テクニカルなカードマジックが充実！






センス抜群の若き天才、岡野将太氏と、最強の奇術研究家、
佐藤喜義氏が贈る作品集第８弾の登場です！
今回は６作品全てがカードマジック。

佐藤氏は、一風変わったエースアセンブリー、
実用的な準セルフワーキングトリック、
氏お得意のバック面変化のパケットトリック
岡野氏は、極めてフェアな予言トリック、
説得力のあるトライアンフ、
テクニカルなサンドイッチカードルーティーン
を解説。

今回も紹介されているトリックについて特典映像で
さらに掘り下げ、創作の経緯などにも触れています。
これらは前作までと同様に、マニア・研究家にとって嬉しい内容。
今回も全てが良質、使えないネタはありません。
創作の背景にある考え方は、とても参考になります。
珠玉の６作品を、とくとご覧ください。




以下、メーカーによる収録作品の紹介及び
mMLスタッフのレビュー。

■プログレッシブ・ビリー
佐藤氏が1999年頃作った手順。プログレッシブエーセスにジャズエーセスの要素を取りれたもの。
マニアックな感じもありますがスッキリした構成に仕上がっています。

プログレッシブエーセスという難解なプロットをジャズエーセスのタッチで演じることで、
見事に解決し実用的なハンドリングに仕上がっています。
途中、パケットのツイスト現象！？が起きるのも一風変わっています。

■クール・ポーカー
2016年に作った手順。ボブハマーの原理（CATO）を利用したもので選ばれたポーカーのハンドを出すことが出来ます。
Peter Duffieがロイヤルストレートフラッシュを出したマジックを基に構成されており、演じやすいものになっています。

観客の選んだポーカーハンドを観客の手を借りて混ぜたパケットから取り出してしまいます！
観客の期待に応えるトリック。

■バックフリップ２１
2000年頃に佐藤氏が構成したもので、サム・シュワルツのバックフリップが原案です。
究極のツイスティングエーセスと呼ばれた原案を基に、裏色が変わる佐藤らしいパケット・トリックです。

バックフリップのバリエーションではありますが、佐藤氏の色に染まっており別のマジックに見えました。
１枚ずつのツイスト現象、フェイスの変化、バックの鮮やかな変化と豪華手順。

■予言のカード
2016年に岡野氏が作った手順。 サイコロジカルフォースを利用しますが、アウトのパターンもうまく構成されています。
１枚ずつカードを配っていき、観客がストップしたところのカードのメイトカードが予言されています。
フォースが失敗した時のアウトまでしっかりと考えられているのが素晴らしいです（正統派です）。

■テーブルトライアンフ
2012年ころに岡野氏が構成した手順。佐藤総氏の「Bushfire Triumph」にも影響を受けています。
基本的にはスロップシャッフルですが、更に混ぜた感じを出すための工夫が施されています。

かなり乱雑にカードを混ぜたように見えます。混ざっていることのちょっとしたサトルティが狡猾。
これも氏の傑作の１つでしょう。

■サンドイッチ
2012年頃に岡野氏が構成した手順で、mar-vision vol.1の頃から温められていたネタです。
JOKERでサンドイッチする２段構成ですが、非常にビジュアルでテンポの良いマジックに仕上がっています。

岡野氏らしいテクニカルなサンドイッチカードです。ジョーカーが観客のカードを捕まえたと思うと
ジョーカー２枚が消失（飛行）して出現します
易しいトリックということはありませんがプロットの解決法という意味ではベストでしょう。
無駄にテクニックは使いません。スッキリとしたまとまり。




・ＤＶＤ１巻（日本語）

Mar-Vision 7（マービジョン７） DVD

mar-vision6（マービジョン６）

Mar-Vision 5（マービジョン５）

Mar-Vision 4（マービジョン４）