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ファン待望の小林洋介訳・邦訳版コロンビーニノート最新刊！

今回は原点回帰と言える比較的シンプルなカードマジック集！






今回のコロンビニノートはある意味で、原点回帰（？）な内容になっています！！

アルド・コロンビニ氏の演技の幅は実際の所、非常に広く
ステージからクロースアップまでかなり広範に渡っています。

そして、ここ最近、レストランマジック研究所でリリースするノートは
意図的にシンプルなカードマジックから離れた物を扱っていました。

そこで、今回は久々にシンプルで使えるカードマジックを扱っているノートをご紹介です。

タイトルは、カードトリップ。
コロンビニ氏が、お母様からの連絡を受け実家に戻った際に時間が余ったようで
その際にまとめたもののようです。

若干の準備が必要なトリックなどもありますが、どれも気楽に演じられるものです。
でも、インパクトは十分にあります。

その辺の稀有なバランス感覚がやっぱりコロンビニだな、という感じの
読んでいて楽しいノートになっています。
読んでいる途中から、思わずデックを手に取って練習をしたくなる、
そんな作品が詰まっています。




■Action/アクション
選ばれた2枚が急に表向きに現れるインパクトのあるトリック。




■Numbered/ナンバード
相手が自由に選んだ数字の位置から覚えたカードが出てきます。

■Dancing／ダンシング
観客の名前でカードを当てる手順。シンプルながら巧妙な流れになります。

■Inside／インサイド
ちょっと凝った、４Aのプロダクション。コロンビニらしい手順と言えるでしょう。

■Eastbound／イーストバウンド
相手の選んだカードのメイトが適切な位置から現れます。
そして最初は違ったはずなのに他のカードのメイトカードも現れます。

■Isolation／アイソレーション
相手の選んだカードの数字を足し合わせた所から最初に覚えたカードが出てきます。
少々の準備を必要としますが、かなり不思議なトリックです。

■Lasting／ラスティング
2枚のカードを選んでもらい、それらを当てるのですが
その途中でメイトカードも見つけ出してしまいます。

■Openly／オープンリー
テンプルパットンのフォースを使ったシンプルなカード予言の手順です。
完全に混ぜられて状態からスタートできます。

■Validation／バリデーション
ラインハルト・ミューラーによる“Parity Prediction”のアレンジになります。
サンドイッチしてあったカードが変化してしまう巧妙なトリックです。




■Explosion／イクスプロ―ジョン
レインボーデックを使った手順でちょっと凝った流れになっています。
予言の紙＋レインボーデックなのでかなりビジュアルな手順です。

■Yearly／イヤリー
“Chicago Opener”と“Mis-Mate”を足し合わせたような豪勢な手順です。




■Outstanding／アウトスタンディング
コメディなカード当て手順になっていますが
実はサイステビンスしステムを活用した巧妙な手順になっています。
英語のつづりを使っていますが、日本語に変えることもできるでしょう。

■Unbeatable／アンビータブル
サンドイッチ現象＋変化現象なので非常にビジュアルな手順になっています。

■Vintage／ビンテージ
“ダンバリー・デリュージョン”のバリエーションです。

■Electric／エレクトリック
少々図々しい手順になっていますが一般の方には十分に効くものでしょう。
完全に混ぜてもらったデックからスタートし自由に出てきたカードのメイトが予言されています。

■Riveting／リベティング
2枚のリバース現象なのですがバルドゥッチフォースを使って簡単に演じられる手順になっています。

■YET／イエット
“Point of Departure”と “Chicago Opener”を組み合わせたような手順になっています。
巧妙な移動現象を、裏の色違いのカードが活用されることでよりビジュアルになっています。




■MISSION／ミッション
選ばれた2枚を、もう1枚のカードを使って探し出します。
英語のつづりを活用していますが、これもまた日本語で演じる事も可能でしょう。

■UNDERPASSED／アンダーパス
裏の色の異なるカードの移動現象。
特殊なカードを1枚使いますが準備も簡単なので手順の中で演じるのもすぐにできると思います。

■COMPELLING／コンペリング
選ばれた2枚を、Kのカード4枚で見つけ出しますがその後に消えてしまって、
選ばれた2枚で4枚のKを探し出してきます。

■HAIR-RAISING／ヘア・レイジング
どこにもなくて、どこにでもあるカード的な流れです。
３枚のカードが選ばれ、デックに戻してよく混ぜます。
マジシャンは４枚のカードを抜き出して、観客に示します。
それぞれの観客は、自分のカードは４枚の中には無いと言います。
しかしながら、最終的に観客全員が４枚の中にあると言います。

■FLING／フライング
12枚の絵札を使った、マッチング現象です。

■OVERTIME／オーバータイム
クラブのA～４を抜き出して、それぞれのカードが下から上に動いてきて、取り除いていきます。
最後に４だけを持つことになるのですが、その色が赤に変わっています。

■RIDDLE／リドル
デックを2つのパケットに分けて演じるのというのが変わっていると思います。
一方のパケットで選ばれたカードをもう一方のパケットの2枚で当てることになります。

■ESSAY／エッセイ
“Guesstimation Plus”というトリックと同じ流れになっているものです。
不思議な予言を行い、その通りの結果になっているのですが
予想外な事に、Aが出て来たり、ロイヤルフラッシュが現れます。

■VORTEX／ボルテックス
選ばれたカードが２枚の黒のJの間に現れます。
そして、不思議なことに選ばれたカードがそこから消えてしまい、
デックの中ほどから表向きで現れます。




■EXIT／イグジット
マックスメイビンによる“Counter-Revolution”のバージョンです。
赤のカードと黒のカードが入れ替わります。

■REVAMP／リヴァンプ
４枚の赤のカードと４枚の黒のカードが分けられます。
それぞれのパケットを合わせるだけなのですが色が交互になるように混ざってしまいます。

■SUNRISE／サンライズ
２枚のカードが選ばれて、デックに戻されます。
４枚のKを示し、そのうちの２枚をテーブルに残し、残りの２枚を
選ばれたカードを探し出すためにデックに戻します。
デックに入れたKは残りのKを差し出してきて、
テーブルに残したKのはずのカードが選ばれたものです。




・レクチャーノート1冊（A4判・38ページ、日本語。図解入り）

To Die For（トゥ・ダイ・フォー）日本語冊子（訳：小林洋介）

MAGIC YOU CAN USE（マジック・ユー・キャン・ユーズ）日本語冊子

Double Decker 2（ダブルデッカー２）日本語冊子

タイトロープ（Tight Rope）日本語冊子（訳：小林洋介）