PCサイトへ
ここをタップして検索
すべてのカテゴリ
mML定期購読会員登録
登録内容変更・各種手続き
mMLバックナンバー
mMLパケットシリーズ
新しい順
再入荷商品
カードマジック
コイン&マネーマジック
その他クロースアップマジック
ベーシックツール・その他
DVD/ビデオ
送料無料まであと少し!
mML DVDシリーズ
書籍・レクチャーノート
mMLで使用!
技法いらずの取り組みやすい手品
テーブルいらずのお手軽マジック!
持ち運びやすい小型の手品!
パーティーの人気者!インパクトが大きい手品
高難易度に挑戦!テクニカルマジック
本格手品への登竜門!
手品スターターセット
ポイント大幅アップ商品を週替わりでご提供します!
mMLオリジナル冊子
mML独占商品!
サロン・ステージマジック
宅急便指定
野島伸幸(mML&MAJION)
mMLオンライン関連
現象別検索
はやふみ
カズ・カタヤマ
からくりどーる
レギュラーデック(トランプ)
マジシャン遊
スペンサートリックス
ブラックフライデーSALE対象商品
ブラックフライデーSALE対象商品(追加分)
【数量限定!】The Trinity Pad(トリニティー・パッド)〜齋藤修三郎プロデュース!mML独占販売商品!〜
[商品コード] MML010
Tweet
価格
3,790円
(税込4,169円)
友達にメールですすめる
商品について問い合わせ
返品の条件につきまして
mML定期購読会員価格 3,590円です!
あの齋藤修三郎氏が贈る、メモパッドを活用した究極メンタル!
観客の思考をズバリ!魔法としか見えない不思議さがたっぷり!
---------------
★作者からのコメント★
このレクチャー・ノートは2つのパートから成り立っています。
それぞれ方向性が180度違っていますので、何を目指しているのかをご紹介したいと思います。
前半の「トリニティー・パッド」は、実用的であることを目指して構成しました。
使う物はごく普通のメモ帳と、どこにでもあるペン、これだけです。
そして手順も限りなくフェアに、そして見た目がシンプルになるようにしました。
様々な場所で演じていますが、マジシャン、ノンマジシャン問わず好評をいただいております。
皆さんも是非、「トリニティー・パッド」で、ちょっとした奇跡を起こしてください。
また、後半は、「トリニティー・パッド」に関連した内容として、
「メモ帳を使ったカード当て」に対する私なりのアプローチを数種類紹介しています。
どれも異なる原理を使用していますので、続けて演じることも出来ますし、
お気に入りの方法を選んでお使いいただいても構いません。
ともかく、皆様の刺激になればこれ以上の喜びはありません。
〜齋藤 修三郎〜
---------------
★著名マジシャンからのコメント★
「Your Favorite Things」を見せて頂き、すっかり引っかかりました。
応用範囲の広いとても賢いトリックだと思いました。
〜佐藤 総〜
「ほこ×たて」の番組で、このマジックを実演されていたら恐らく完敗だったでしょう。
脅威の観察力と、豊富な知識、ユニークなセンス、齋藤修三郎らしい商品。
私の知識に全く存在しなかった解決策、巧妙な手順構成、よくできたギャグ、流石です。
シンプルな原理に、シンプルな素材、だからこそ実用的なネタに!
プロフェッショナルには嬉しい商品です。
〜庄司 タカヒト〜
こんな事で、こんなに凄い事が出来るんだ!
生活日用品に潜む原理のようなものを発見し、
マジックとして構築できる才能は素晴らしいです。
創作のお手本とも言えますね。
〜カズ カタヤマ〜
有益なギミックや原理と、
それを生かす手順構成の両方がそろったとき、
優れた作品が生まれます。
Trinity Padを読んで、それを再認識しました。
細部まで計算された手順構成は、
まるで緻密に練られたミステリのようです。
じっくりとお楽しみ下さい。
〜新沼 研〜
----------------
「MadBook(マッドブック)」
のプロデューサーにして
「The Psy Deck(サイデック)」
のオリジネーターである
齋藤修三郎氏
による
待望の新作
、それがこの
「The Trinity Pad(トリニティー・パッド)」
です。
前2作
は、限定数量を
発売後、数日内に完売
、という
一大センセーション
を巻き起こしたもの。
(これらは限定生産品ですので、現在は入手できません。ご了承ください)
その齋藤氏が生み出した、新たなる
メンタルマジック
。
この
最大級の話題作
を、mMLより自信を持って発信いたします!
1冊の
コンパクトなメモパッド
。
手の中に収まる程の
小型のメモ帳(幅7センチ・縦12センチ)
で、この手の物を日常的に使用している方も多いはず。
その怪しげのないメモパッドを使って、
手軽にメンタルマジックが演じられる
としたら?
しかも、相当な知識のあるマジシャンたちでさえ、何の手がかりも見当たらず頭を抱えるほどの、
超不思議なメンタルマジック
が。
実用的
で
効果絶大
、それが
「The Trinity Pad(トリニティー・パッド)」
なのです。
さまざまな使い方
や
手順・アイデア
が紹介されていますが、次のような現象が
基本
となります。
****************************************************************************************
メモ帳の
中央辺り
、好きなところを開いてもらい、そこに、観客の
「好きなもの」を書いてもらいます
。
次のページには、
それ以外のもの
を適当に書いてもらい、その次のページにも同様に書いてもらい、と続けると、
数枚のメモ用紙
に「さまざまなもの」の名前が書かれます。
それらのメモ用紙をまとめて破り取って、
よく混ぜてもらいます
。
この間、マジシャンは観客に
ずっと背を向けていて
、一切何も見ていません。
にもかかわらず…
マジシャンは数枚のメモ用紙を受け取り、その中から、
観客の「好きなもの」を見事に当ててしまうのです!
****************************************************************************************
メンタルマジックのクラシックに
「生者と死者のテスト(Living and Dead Test)」
がありますが、
そのコンセプトを活かしつつ、より
演じやすい演出
へと転化させている点が、現象上のポイント。
上記の説明はやや抽象的ですが、
実際に齋藤氏が使っている演出
を、商品では
詳細に解説
しています。
(例えば寿司屋の「おしながき」を出してきて、その中から「好きな寿司ネタ」を選ばせる、など)
そして
特長的な点
は;
●観客は、メモパッドの好きな箇所を自由に開いて書き込む。
最初のページから、と指定したり、あるいはマジシャンが開いたところに書かせたのでは、
「そこに何か秘密の印でも付けてあるのでは?」
と思うだけですが…
これは、ある意味、1冊のメモパッドの中から
「観客が自由に選んだ」用紙に書いてもらう
のです。
言い換えれば、どのメモ用紙に「好きなもの」が書き込まれるかは
事前に特定されていません
。
特定されていないもの
を、どうやって
特定する
というのでしょうか?
もちろん、メモパッドが決まった場所でしか開けない、なんてことはありません。
●マジシャンはメモ帳を観客に渡したらすぐに背を向け、それ以降、一切メモ帳に関与しない。
観客がメモ帳のどこを開いたかも、マジシャンは
一切見ません
。
もちろん、観客が書き込んでいる途中も、何も
見ていません
。
観客が書き終えたあとに
メモパッド
を回収することも必要なく、マジシャンは
一切触りません
。
どこかに隠してもらっても良いのです。
マジシャンが見たり手を触れたりするのは、本当に、
観客が切り取った用紙のみ
。
本体のメモパッドの方に何らかの情報が残っているのでは、という可能性は払拭されています。
●メモパッドや中の用紙に、一切怪しいところがない。
観客に手渡して背を向ける…と、メモパッドをアレコレいじって
調べようとする人
もいるでしょう。
何ら問題ありません
。
ごく
普通のメモパッド
であり、おかしな仕掛けなど、一切見当たりません。
また、書き込んだメモ用紙を観客が調べたところで、どこにも
秘密のマークなど付いていません
。
なぜなら、用紙自体は
市販されている普通のもの
で、何の加工もしていません。
いかがでしょう?
まさに
解決の付かない
、未完のミステリーのような
不可能設定
。
齋藤氏は、一般・マジシャンを問わず多くの観客に実演して、双方の観客から
強い反応
を得ています。
トリックに詳しいはずの
専門家をも韜晦してきた
、魔法のような現象。
現に、かくいう私も、その体感者の1人で、見せられたときは、
あまりの不思議さ
に卒倒しかけました。
本当ですよ?
危うく、撮影用機材の三脚をぶっ倒して、大変なことになるところでした。
齋藤氏の演技を見ていると時折、
「これは手品じゃない、本物の超能力なのでは?」
と感じされられます。
この作品も、まさにそれ。
私が証人です
。
商品
としての
「The Trinity Pad(トリニティー・パッド)」
は、位置づけに
二面性
があります。
「用具・アイテム」
にして、なおかつ
「作品集」
でもあるのです。
****************************************************************************************
メモパッドの用具
が添付されていますが、むしろ
メインは解説冊子の方
。
正味
40ページを超えるボリューム
は、もはや解説書と言うよりは
書籍
に近いものです。
その中で、
齋藤氏のオリジナルルーティン
が
多数解説
されています。
━…━…━…━…━…━…━…━…
核を成すのが
「The Trinity Pad Principle」
。
そして、この
原理の実践活用例
である、それぞれ考え方の異なる
3種類の手順
。
これだけで、十分に満腹なくらいの内容です。
新しい原理
と、その
活かし方
。
氏の前作
「The Psy Deck(サイデック)」
をご存じの方はお分かりかと思いますが、
齋藤氏は、
原理を発見する能力
と、それを
展開させる能力
の双方を兼ね備えています。
根本の原理
自体は、ある種「アイデア」「ひらめき」ですので、もしかしたらこれを
「たわいもない」「ちょっとした」こと、と感じる方もいらっしゃるかも知れません。
(もちろん、一方で原理自体を「面白い!」と楽しめる方も多くいらっしゃると思いますが)
ですが、その原理から出発し、その
可能性を追求
していく中で、いくつかの
方向性を見い出し
、
それを
突き詰めて
、手順の形にしっかりと
仕上げる
、という部分は、決してたわいもなくはありません。
タネ
を見つけたら、それを
植えて、育てる
。
結果としてできた形の
完成度の高さ
を見れば、氏が、いかに
大切に育てたか
が分かります。
・2択の選択を3回させて、そのすべてを当ててしまう。
・2人の観客に2つずつ品物を選ばせ、どちらがどの順番に何を選んだか当ててしまう。
原理的に
とても面白い考え方が展開されていて、しかも、
演出やギャグ
に至るまで、
すべて出来上がった形で提示されているので、非常に実用的です。
━…━…━…━…━…━…━…━…
加えて、齋藤氏の凄いところは、さらに話を広げて「The Trinity Pad」の原理からも離れ、
より一般化された形の
「メモ帳を使ったカード当て」
というテーマで
応用作品
を研究。
複数の方法・手順を構築
し、その成果をも、今回、
一挙公開
しています。
さまざまなアイデアが縦横に登場
するので、とても興味深い内容となっています。
ぜひ、ゆったりとお読みいただいて、それぞれのアイデアを、個別にじっくりご堪能ください。
異なる原理
による
類似現象
のマジックを
続けて行う
ことで、相手を
完全に煙に巻く方法
も紹介。
極めて
充実した「作品集」
です。
****************************************************************************************
そして一方で
「用具・アイテム」
としての側面ですが、
「The Trinity Pad」の原理
に関しては
メモパッドが
「ギミック」
であり、それ自体に
ちょっとした仕掛け
があります。
ただ、タネの話なので説明しづらいのですが、市販の用具を
何の加工もせずに
そのまま使って
「仕掛け」を作り出す
、という
「離れ業」
を演じているところがミソ。
無から有を生み出す
…それこそが魔法使いの
鮮やかな手際
を見るが如くです。
だからこそ、観客に安心して預けられ、調べても何ら
怪しいところが見当たらない
のです。
なお「市販のメモパッド」に、
リフィルもセット
でお届けいたしますが、
注目は
この
メモパッド
。
用紙の補充・交換
が
ワンタッチで簡単にできる機能
を持ったタイプになっています。
スパイラルをクルクルひねって外して、といった
面倒な作業
は、もはや
必要ありません
。
マジックに使うに実用的であるのみならず、普通のメモ帳として使うにも便利な
スグレモノ
です。
このメモ帳を、
日常的に携行し普通に使用
していれば、とても
自然
。
そして、
いざというとき
に
強烈なメンタルマジック
が行えるのですから、これは役立ちます。
解説書の収録内容は、以下の通りです。
■
The Trinity Pad
・The Trinity Pad Principle
・Your Favorite Things
・Preference Divination
・Quasi Pseudo Psychometry
・A Cut Above Principle
■
Living and Dead Card Revelation
Introduction
・Gimmicked Pad Version
・The Trinity Pad Version
・Multi-Colored Pen Version
・Stacked Deck Version
Coda
どこでも演じられる、
コンパクト
で
実践的
なアイテム。
不可能性が高く、
インパクト
の強い、
破壊力
のある現象。
素材の特性
を巧妙に活かした、ユニークで
面白い原理・アイデア
。
演技として演出的にも
練り上げられた手順構成
。
そして、
数量限定品
。
すべての方
に、興味を持っていただける要素が含まれているように思われます。
∴ あらゆる方に、オススメ
します。
これで
あなたもメンタリスト!
・メモパッド
・リフィル
・解説冊子
(約40ページ・日本語)
monthly Magic Lesson DVD VoL88
Incomplete Pictures(インコンプリート・ピクチャーズ)DVD2巻組
奇術探究 第8号
奇術探究第4号
戻る
お気に入り
HOME
特定商取引法に基づく表示
お問い合わせ
お支払い方法
マイページ
PCサイトへ
PAGE UP
monthly Magic Lesson Shoppers
あの齋藤修三郎氏が贈る、メモパッドを活用した究極メンタル!
観客の思考をズバリ!魔法としか見えない不思議さがたっぷり!
---------------
★作者からのコメント★
このレクチャー・ノートは2つのパートから成り立っています。
それぞれ方向性が180度違っていますので、何を目指しているのかをご紹介したいと思います。
前半の「トリニティー・パッド」は、実用的であることを目指して構成しました。
使う物はごく普通のメモ帳と、どこにでもあるペン、これだけです。
そして手順も限りなくフェアに、そして見た目がシンプルになるようにしました。
様々な場所で演じていますが、マジシャン、ノンマジシャン問わず好評をいただいております。
皆さんも是非、「トリニティー・パッド」で、ちょっとした奇跡を起こしてください。
また、後半は、「トリニティー・パッド」に関連した内容として、
「メモ帳を使ったカード当て」に対する私なりのアプローチを数種類紹介しています。
どれも異なる原理を使用していますので、続けて演じることも出来ますし、
お気に入りの方法を選んでお使いいただいても構いません。
ともかく、皆様の刺激になればこれ以上の喜びはありません。
〜齋藤 修三郎〜
---------------
★著名マジシャンからのコメント★
「Your Favorite Things」を見せて頂き、すっかり引っかかりました。
応用範囲の広いとても賢いトリックだと思いました。
〜佐藤 総〜
「ほこ×たて」の番組で、このマジックを実演されていたら恐らく完敗だったでしょう。
脅威の観察力と、豊富な知識、ユニークなセンス、齋藤修三郎らしい商品。
私の知識に全く存在しなかった解決策、巧妙な手順構成、よくできたギャグ、流石です。
シンプルな原理に、シンプルな素材、だからこそ実用的なネタに!
プロフェッショナルには嬉しい商品です。
〜庄司 タカヒト〜
こんな事で、こんなに凄い事が出来るんだ!
生活日用品に潜む原理のようなものを発見し、
マジックとして構築できる才能は素晴らしいです。
創作のお手本とも言えますね。
〜カズ カタヤマ〜
有益なギミックや原理と、
それを生かす手順構成の両方がそろったとき、
優れた作品が生まれます。
Trinity Padを読んで、それを再認識しました。
細部まで計算された手順構成は、
まるで緻密に練られたミステリのようです。
じっくりとお楽しみ下さい。
〜新沼 研〜
----------------
「MadBook(マッドブック)」のプロデューサーにして「The Psy Deck(サイデック)」のオリジネーターである
齋藤修三郎氏による待望の新作、それがこの「The Trinity Pad(トリニティー・パッド)」です。
前2作は、限定数量を発売後、数日内に完売、という一大センセーションを巻き起こしたもの。
(これらは限定生産品ですので、現在は入手できません。ご了承ください)
その齋藤氏が生み出した、新たなるメンタルマジック。
この最大級の話題作を、mMLより自信を持って発信いたします!
1冊のコンパクトなメモパッド。
手の中に収まる程の小型のメモ帳(幅7センチ・縦12センチ)で、この手の物を日常的に使用している方も多いはず。
その怪しげのないメモパッドを使って、手軽にメンタルマジックが演じられるとしたら?
しかも、相当な知識のあるマジシャンたちでさえ、何の手がかりも見当たらず頭を抱えるほどの、
超不思議なメンタルマジックが。
実用的で効果絶大、それが「The Trinity Pad(トリニティー・パッド)」なのです。
さまざまな使い方や手順・アイデアが紹介されていますが、次のような現象が基本となります。
****************************************************************************************
メモ帳の中央辺り、好きなところを開いてもらい、そこに、観客の「好きなもの」を書いてもらいます。
次のページには、それ以外のものを適当に書いてもらい、その次のページにも同様に書いてもらい、と続けると、
数枚のメモ用紙に「さまざまなもの」の名前が書かれます。
それらのメモ用紙をまとめて破り取って、よく混ぜてもらいます。
この間、マジシャンは観客にずっと背を向けていて、一切何も見ていません。
にもかかわらず…
マジシャンは数枚のメモ用紙を受け取り、その中から、観客の「好きなもの」を見事に当ててしまうのです!
****************************************************************************************
メンタルマジックのクラシックに「生者と死者のテスト(Living and Dead Test)」がありますが、
そのコンセプトを活かしつつ、より演じやすい演出へと転化させている点が、現象上のポイント。
上記の説明はやや抽象的ですが、実際に齋藤氏が使っている演出を、商品では詳細に解説しています。
(例えば寿司屋の「おしながき」を出してきて、その中から「好きな寿司ネタ」を選ばせる、など)
そして特長的な点は;
●観客は、メモパッドの好きな箇所を自由に開いて書き込む。
最初のページから、と指定したり、あるいはマジシャンが開いたところに書かせたのでは、
「そこに何か秘密の印でも付けてあるのでは?」と思うだけですが…
これは、ある意味、1冊のメモパッドの中から「観客が自由に選んだ」用紙に書いてもらうのです。
言い換えれば、どのメモ用紙に「好きなもの」が書き込まれるかは事前に特定されていません。
特定されていないものを、どうやって特定するというのでしょうか?
もちろん、メモパッドが決まった場所でしか開けない、なんてことはありません。
●マジシャンはメモ帳を観客に渡したらすぐに背を向け、それ以降、一切メモ帳に関与しない。
観客がメモ帳のどこを開いたかも、マジシャンは一切見ません。
もちろん、観客が書き込んでいる途中も、何も見ていません。
観客が書き終えたあとにメモパッドを回収することも必要なく、マジシャンは一切触りません。
どこかに隠してもらっても良いのです。
マジシャンが見たり手を触れたりするのは、本当に、観客が切り取った用紙のみ。
本体のメモパッドの方に何らかの情報が残っているのでは、という可能性は払拭されています。
●メモパッドや中の用紙に、一切怪しいところがない。
観客に手渡して背を向ける…と、メモパッドをアレコレいじって調べようとする人もいるでしょう。
何ら問題ありません。
ごく普通のメモパッドであり、おかしな仕掛けなど、一切見当たりません。
また、書き込んだメモ用紙を観客が調べたところで、どこにも秘密のマークなど付いていません。
なぜなら、用紙自体は市販されている普通のもので、何の加工もしていません。
いかがでしょう?
まさに解決の付かない、未完のミステリーのような不可能設定。
齋藤氏は、一般・マジシャンを問わず多くの観客に実演して、双方の観客から強い反応を得ています。
トリックに詳しいはずの専門家をも韜晦してきた、魔法のような現象。
現に、かくいう私も、その体感者の1人で、見せられたときは、あまりの不思議さに卒倒しかけました。
本当ですよ?
危うく、撮影用機材の三脚をぶっ倒して、大変なことになるところでした。
齋藤氏の演技を見ていると時折、「これは手品じゃない、本物の超能力なのでは?」と感じされられます。
この作品も、まさにそれ。
私が証人です。
商品としての「The Trinity Pad(トリニティー・パッド)」は、位置づけに二面性があります。
「用具・アイテム」にして、なおかつ「作品集」でもあるのです。
****************************************************************************************
メモパッドの用具が添付されていますが、むしろメインは解説冊子の方。
正味40ページを超えるボリュームは、もはや解説書と言うよりは書籍に近いものです。
その中で、齋藤氏のオリジナルルーティンが多数解説されています。
━…━…━…━…━…━…━…━…
核を成すのが「The Trinity Pad Principle」。
そして、この原理の実践活用例である、それぞれ考え方の異なる3種類の手順。
これだけで、十分に満腹なくらいの内容です。
新しい原理と、その活かし方。
氏の前作「The Psy Deck(サイデック)」をご存じの方はお分かりかと思いますが、
齋藤氏は、原理を発見する能力と、それを展開させる能力の双方を兼ね備えています。
根本の原理自体は、ある種「アイデア」「ひらめき」ですので、もしかしたらこれを
「たわいもない」「ちょっとした」こと、と感じる方もいらっしゃるかも知れません。
(もちろん、一方で原理自体を「面白い!」と楽しめる方も多くいらっしゃると思いますが)
ですが、その原理から出発し、その可能性を追求していく中で、いくつかの方向性を見い出し、
それを突き詰めて、手順の形にしっかりと仕上げる、という部分は、決してたわいもなくはありません。
タネを見つけたら、それを植えて、育てる。
結果としてできた形の完成度の高さを見れば、氏が、いかに大切に育てたかが分かります。
・2択の選択を3回させて、そのすべてを当ててしまう。
・2人の観客に2つずつ品物を選ばせ、どちらがどの順番に何を選んだか当ててしまう。
原理的にとても面白い考え方が展開されていて、しかも、演出やギャグに至るまで、
すべて出来上がった形で提示されているので、非常に実用的です。
━…━…━…━…━…━…━…━…
加えて、齋藤氏の凄いところは、さらに話を広げて「The Trinity Pad」の原理からも離れ、
より一般化された形の「メモ帳を使ったカード当て」というテーマで応用作品を研究。
複数の方法・手順を構築し、その成果をも、今回、一挙公開しています。
さまざまなアイデアが縦横に登場するので、とても興味深い内容となっています。
ぜひ、ゆったりとお読みいただいて、それぞれのアイデアを、個別にじっくりご堪能ください。
異なる原理による類似現象のマジックを続けて行うことで、相手を完全に煙に巻く方法も紹介。
極めて充実した「作品集」です。
****************************************************************************************
そして一方で「用具・アイテム」としての側面ですが、「The Trinity Pad」の原理に関しては
メモパッドが「ギミック」であり、それ自体にちょっとした仕掛けがあります。
ただ、タネの話なので説明しづらいのですが、市販の用具を何の加工もせずにそのまま使って
「仕掛け」を作り出す、という「離れ業」を演じているところがミソ。
無から有を生み出す…それこそが魔法使いの鮮やかな手際を見るが如くです。
だからこそ、観客に安心して預けられ、調べても何ら怪しいところが見当たらないのです。
なお「市販のメモパッド」に、リフィルもセットでお届けいたしますが、注目はこのメモパッド。
用紙の補充・交換がワンタッチで簡単にできる機能を持ったタイプになっています。
スパイラルをクルクルひねって外して、といった面倒な作業は、もはや必要ありません。
マジックに使うに実用的であるのみならず、普通のメモ帳として使うにも便利なスグレモノです。
このメモ帳を、日常的に携行し普通に使用していれば、とても自然。
そして、いざというときに強烈なメンタルマジックが行えるのですから、これは役立ちます。
解説書の収録内容は、以下の通りです。
■The Trinity Pad
・The Trinity Pad Principle
・Your Favorite Things
・Preference Divination
・Quasi Pseudo Psychometry
・A Cut Above Principle
■Living and Dead Card Revelation
Introduction
・Gimmicked Pad Version
・The Trinity Pad Version
・Multi-Colored Pen Version
・Stacked Deck Version
Coda
どこでも演じられる、コンパクトで実践的なアイテム。
不可能性が高く、インパクトの強い、破壊力のある現象。
素材の特性を巧妙に活かした、ユニークで面白い原理・アイデア。
演技として演出的にも練り上げられた手順構成。
そして、数量限定品。
すべての方に、興味を持っていただける要素が含まれているように思われます。
∴ あらゆる方に、オススメします。
これであなたもメンタリスト!
・メモパッド
・リフィル
・解説冊子(約40ページ・日本語)
monthly Magic Lesson DVD VoL88
Incomplete Pictures(インコンプリート・ピクチャーズ)DVD2巻組
奇術探究 第8号
奇術探究第4号