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アンビシャスカードに最強のエンディングをもたらす傑作…！

この驚きを、ぜひ皆さんも観客に体感させてあげてください！


ふじいあきら氏をはじめとするプロマジシャンも手がけてきた「オムニデック」を改めてご紹介します。




オムニデックは、名作中の名作です。
元々は、ジェリー・アンドラスがジョーク的に使っていた素材を
ダニー・コーレムが「ソリッド・ディセプション」（ポール・ハリス）の手順に
応用したものといわれています。

ご存じない方は「モグリ」だと言われても仕方のないほどの傑作ですが
マジシャンの間ではある意味知られすぎてしまったためか、「今さら？」という方も増え、
演じる人が減ってきている気がします。
結果、逆に最近始めた若いマジシャンでは「知らない」「見たことない」という人も出てきて
しまうわけです。
マジシャンに対してはともかく、一般の観客に演じるには、これほど強烈で破壊的なインパクトを
持つマジックはありません。

マジック界はこの何十年かでこれを超えるマジックを生み出せているかどうか自問したくなる
ほどの歴史的傑作、それほどの作品です。
ご存知の方も、ぜひ今一度見直してみていただければと思います。




ちなみに、オムニデックをご存じない方へ（恐らく少数派だとは思いますが）。
これは「ご存じない」では済まされないほどの天下の名作ですので、一度は演じてみてください。

いわゆる「アンビシャスカード」の手順（観客のサインカードが繰り返しトップに上がってくる）から…
最後に、残りのデック全体が、観客の手の中で「透明なアクリルのカタマリ」に変化してしまう、というもの。

そもそもアンビシャスカード自体が世界一ウケるカードマジックの１つなのに、そのエンディングに、
さらに驚愕のクライマックスが付け加わっているのですから、これはもう申し分ありません。
劇的インパクト、意外性、ビジュアル、不可能性、観客参加、収束感、手渡し可能…
様々な優れた要素が全て詰め込まれ凝縮された傑作です。

演じ方によりますが、観客の手の中で変化したようにみせると、その驚きは絶大。
観客がイスから転げ落ちそうになるくらい、目を丸くして驚いている光景を、私自身も何度も目撃しています。




オムニデックの、モノとしての「出来」に関しては、エッジの加工・処理が１つのポイント。
本品は、結構しっかりと加工されていて、極めてリアルに作られています。
もちろん、ある種「先入観」を利用した着想ですし、その箇所に注目を集めて行うものでもないという点から、
従来品でも実際上の問題はないのですが…そうは言っても、です！
「演じている側、本人自身が気になる」とか、あるいは「完璧を期したい」と考えるなら、当然ながら、
その部分の出来が良ければ良いに越したことはありません。
「その辺りの弱点は、演技でカバーできるでしょ？」というのは、そもそも、ある程度上手な人の話であって、
見せ方によっては、その部分こそが問題となる場合も、往々にしてあるものです。

また、ギミック自体が、サイズをやや小さめに、またやや薄めに作られている点もポイント。
デックそのもののサイズですと、カバーがちょっとずれただけで、気になる部分が露出してしまいます。
また厚さも、本当にデックの厚さ分あると、やや「もてあます」感じになります（特に手の小さい日本人には）。
その点、今回の用具は、使いやすく作られています。
実用性に力点を置いた設計で、カバーしやすく洩れづらく、扱いやすく、カードのハンドリングも楽になり、
さらに厚すぎないためエッジ部分の信憑性も一層増しています。

最近見た中では アイ・キャンディー（iCandy）ＤＶＤ の中でもこの素材用具を使用していました。
興味があります方はご参照いただきたく、付記しておきます。




商品は、ギミック用具本体 と、英文の手順解説書、そして翻訳版の日本語解説書つきです。
カバーカード・ターゲットカードとしてレギュラーカードを数枚（スイッチする場合はレギュラーデックも）使用しますが、
それらはお手持ちのものをお使いください。

G・U・G ELEVATOR BY TAMA

アンビシャス・カード　byダローＤＶＤ

KIRA Ambitious by 紀良京佑

アイ・キャンディー（iCandy）