【本物はどれだ！？】真っ赤な本物〜偽物じゃなく本物？演出重視のパケット！〜 [monthly Magic Lesson Shoppers]

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★荒井晋一氏の手になるパケットトリック…これまた面白い！

★数量「超」限定での入荷に付き、ご希望の方はお早めに！

「真っ赤な偽物」という言葉にヒントを得て、荒井晋一氏は、愉快な演出のパケットトリックを創作しました。
題して「真っ赤な本物」…このタイトルからして、既に人を喰っています。
このマジックは、ユニークなストーリー展開がミソですから、ここで、その現象を
じっくりと、実況中継風にご紹介してみましょう。

４枚の同一カードがあります（例えば、スペードの５が４枚だとします）。
ここで、マジシャンは、ちょっとおかしなことを言い出します…
「この中には、本物のカードは１枚しかありません。それがどれかを見つけてください」

４枚を裏向きにして（裏は青裏です）、もう一度よく見てみると、なぜか、１枚だけ表向きになっています。
しかし、もう一度見ると２枚が表向き…さらに、３枚、４枚と、どんどんひっくり返ってしまいます。
４枚とも全て表向きになったところで、マジシャンは、「どれが本物か分かりましたか？」と
尋ねてくるのですが…そんなこと、分かるわけがありません（笑）。

「それじゃぁ、ヒントを差し上げましょう…本物のカードは、赤いカードです」
ん？？カードは４枚ともスペードの５、つまり「黒いカード」ですが…
「あぁ、あなたが気付かなかった理由が分かりました…本物は、まだ裏向きだったからです」
見ると、再び１枚のカードが裏を向いています…それを抜き出して表向きにすると、なんと
ハートの５、すなわち「赤いカード」に変わっています！

しかも、それだけではありません…そのハートの５を裏向きにすると、なんと、
一瞬前までは青裏だったはずなのに、赤裏に変わっています！
「本物のカードは、間違いなく赤いカードです…表も、裏もです」
そして、残った３枚のスペードの５を裏向きにしてみると、驚くべきことに、こちらは、
全く異なる３色の裏模様のカードに変化しているのです！
「もちろん、他のカードは偽物です…この１枚だけが『真っ赤な本物』なんです！」

単純な「ツイスト現象」から、予想外の変化現象へと繋がる流れを、独特の演出で調理。
解説書で、荒井氏自身、次のように語られています。

「４枚のカードで軽いツイスト現象を演じた後、すべてのカードの表裏が変わってしまう
というような現象は、パケットトリックを考える人に取っては１つの夢です。
この作品は、その夢に一歩近づいたものです。
少なくとも観客から見た印象では、すべてのカードの表裏が変わってしまったように見えます」

この辺りの考え方がいかにもトリッキーで、面白く感じます。
マジックの現象とは、観客の頭の中にある印象が全てであり、実際に何が起こったか、ではなく
観客がどう感じるか、という感覚が重要なのです。
実際に全てが変化する必要はなく、そのように印象付けられさえすれば良いのです。
そういった意味でも、研究に値するパケットマジックです。

　◆セリフ的に愉快で、そして巧妙…これぞ「本物」の作品です！◆
　◆観客を楽しませ、不思議がらせる、傑作パケットトリック！◆

★セット内容

・パケット一式
・解説書

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