マジックショップmonthly Magic Lesson Shoppersは、世界中から厳選したアイテムをお手頃価格でお届けします。

★収録内容

1.コイン小ネタ２品（笹子晴生）
「指パッチンパーム」
研究し尽くされたかに思える「パームポジション」に、まだ未開拓の地が存在した！？
指を鳴らしておまじないをかける動作をたくみに活用したコインの消失法。
ワンダラーでも消すことができて、両手は完全に空のように見えます。

「バックパス」
指先に持ったコインを、ひそかに後ろに飛ばす方法。
いろいろな応用を考えると面白そうな、ユニークな新技術です。
使用例として、コインのコンプリートバニッシュ（完全消失）も解説。

2.虹色のトッカータ（佐藤喜義）
４枚のエースを使った超絶パケットトリック。
黒いエースが順に裏向きになるツイスト現象→赤と黒のエースが一瞬で入れ替わる交換現象
→一瞬ですべて表向きになり…？→最後は裏模様が、色違いの４色に変化！
息をもつかせぬテンポの良さ、佐藤氏ならではのシームレスなハンドリングです。

3.【コラム】マジック以外の芸能から学ぶこと（大原正樹）
レクチャーノート「大原のおすすめ」でも知られる大原氏による、すばらしいコラム。
マジック以外のとあるライブを見に行ったときに感じたアレコレを書き綴っています。
もちろん、ショーの構成、つかみ、ネタ、演出といった、手品に通ずる話です。
実に興味深い、考えさせる内容で、ゆうきとも氏も絶賛しています。
それにしても、普通に楽しみのために見たライブからこれだけのことを学び取ってしまう…
その大原氏に脱帽です。

4.【コラム】テーブルホッピングのすすめ（庄司タカヒト）
好評の連載コラム。
今回は、テーブルホッピングの現場で、お客様にアプローチをして、マジックを断られた場合。
そのときの対処法、対応の仕方から、さらに、先へ繋げるまでを語っています。
実践の場で経験から体得した、血の通った知識の結晶を、惜しげもなく公開！

5.【ホッピング・ファイル７】太った狐とやせた狐（庄司タカヒト）
テーブルホッピングで使える、ストーリー仕立てのコインマジック。
有名なトリックを基にしていますが、オチの部分の演出を変えて、さらにオマケの手順も付加。
庄司氏ならではの、独特の「味のある」作品に変貌させています。

6.お手軽スリーコイン・バニッシュ（ゆうきとも）
「３枚のコインが次々と、しかも完璧に消える」というと難しそうに思えるかもしれませんが…
そこが、ゆうきとも氏ならではの狡猾ともいえるアイデアで、実に簡単に行えます。
ご本人は「古いアイデアを組み合わせただけ」と謙遜されていますが…
この着想、この構成、この流れ、これはなかなか痺れます。
消えたコインが観客の手に移動して現れる手順なども紹介。

7.行き着くところは末広がり（作品考案：増永敏　解説：庄司タカヒト）
今回の一番の目玉がコレ！
ボードに書かれた９つの数字のどれかに、観客が自由に指を乗せてもらいます。
後ろを向いたマジシャンの指示で、指を動かしてもらい、最後にたどり着いた数字。
それが、完璧に予言されているのです。
パターンとしては古典的なセルフワーキング・トリックですが、アレンジが巧妙。
実演のしやすさ、不思議さ、すべてにおいてパーフェクト、文句なしの傑作です。