マジックショップmonthly Magic Lesson Shoppersは、世界中から厳選したアイテムをお手頃価格でお届けします。

★収録内容

1.CAANDY
Card At Any Numerical Digitの略。
マジシャンが集まったコンベンションで、全員軒並み引っかかり、何の手がかりもなく途方に暮れた、
との「いわくつき」の作品。
「全くの偶然により決定されたカード」が、デックの「観客が自由に指定した枚数目」から現れます！
ターゲットのカードは、全く自由に選び出された２枚のカードに基づいて決められたもの。
これは、２枚のうち１枚は数値、１枚はスートを表す、という決定方法ですが…
どちらがどちら、ということも「観客の意思」と「偶然」によって決定づけられます。
極めてフェア、そしてクリーンなため、超不思議です。
レギュラーデックですし、いわゆる「メモライズド・デック」（カードの順を記憶）でもありません。
驚嘆すべき巧妙さ、そして、技法らしい技法は一切使っておらず、じつに簡単です。
それにしても「まさかアレでこの現象が出来るとは…」と、感心しきりです。

2.CARDSEXCHANGE
デックの中央にアウトジョグして差し込まれたカードが、魔法のように変化します！
まさに驚愕のカラーチェンジ、ですが、それだけではありません。
ビジュアルに変化（チェンジ）させるだけでなく、秘密のすり替え（スイッチ）にも使えます。
さらに「瞬速」コントロールにも…
これは、あるカードをデックの中央に差し込み、すりかえたりしていないことを確認した上で
デックを揃えますが、その時点で、そのカードは既にトップにある、という驚くべき方法です。
最初に見た時、自分の目が信じられませんでした。
そのままアンビシャスカードとして見せることもできます。
また、大変クリーンな「フォース」が可能、また「フォース＋コントロール」も可能。
これほど応用性の広い技法は、なかなかないのではないでしょうか。
メカニズム的にも面白く、挑戦し甲斐のある技法です。
２枚のカードの交換現象の手順としての見せ方も解説。

3.LAZY RISE
観客のカードがデックから「突き出したまま」の状態で行うアンビシャスカード。
言わずと知れたレイ・コスビー「レイズ・ライズ」の現象ですが、方法が異なります。
恐らく、こちらの手法の方が、より簡単です（あくまで比較の問題であって、
こちらも決して「やさしい」方法というわけではありませんが）。
また、より直接的な方法でもあるために、その分、応用性も高くなっている感があります。
マスターすれば、カードのスイッチ／チェンジなどに、いろいろ活用できます。
以下の応用手順も合わせて紹介・解説。

Repo:コレクターズの現象。不思議です。

Lazy Monte:いわゆるスリーカードモンテの演出で行うマジックですが、予想外の現象が起こったり、
意表を突く発想があったり、最後に絶大なクライマックスまである、波乱万丈の手順です。