●特集:構造を上手く利用したカードマジック!
★ホールド・ザ・マヨ
・マジシャンは2枚のジョーカーを1枚ずつ示してデックに重ねます。
おまじないをかけると、その間から1枚のエースが現れます!
エースを出してもう一度2枚のジョーカーの両面をあらためますが、おまじないをかけるだけで、やはり2枚の間からエースが現れます!
こうしてマジシャンは4枚のエースを次々に取り出してみせるのです!
★ブラフ・エース・アセンブリ
・マジシャンは4枚のエースをテーブル上に並べ、その上に3枚ずつカードを重ねます。
この状態から、おまじないをかけるたびにリーダーのエースの下に、他のエースが1枚ずつ集まってしまいます!
いったん全て集まったところで、最後はリーダーのエースも移動させてみようと言って、別の山に入れますが、おまじないをかけると、やはりリーダーのエースが手元に戻ってきて4枚のエースが集まります!
●特集:舞台で映えるシルクの予言マジック!
★プレディクタ・ロープ(シルクへの応用)
・3色のシルクを観客に全く好きな順番で結び付けてもらいます。
あらかじめ袋の中に入れておいたシルク3枚を引き出してみると、なんと全く同じ順番で結ばれているのです!
●特集:トークレクチャー
★フラッシュエーセス
・表向きの4枚のエースが次々とひっくり返った後、2枚の黒いエースだったはずのカードが一瞬にして赤い2枚へと変化します。
さらに、この赤いエースをテーブルに置いておまじないをかけると、再び2枚の黒いエースと入れ替わってしまいます!
●付録:ボーナス映像
★シジミのレシピ
・4枚のエースと4枚のブランクカードが1枚ずつ入れ替わり、一瞬で元に戻ります。
「奇術探究」第9号に所収の作品を、ライブ演技で紹介しています。(パフォーマンスのみ)
【修得の難易度】★☆〜★★大胆な手法満載の「ブラフ・エース・アセンブリ」と「フラッシュエーセス」!
今月号では、「大胆な手法満載の『ブラフ・エース・アセンブリ』と『フラッシュエーセス』」と題しまして、計4手順をご紹介いたします。
カードマジックの2手順は、どちらも4枚のエースを使うもので、続けて演じることができます。「ホールド・ザ・マヨ」は、あえて同じ動きを繰り返すことで生まれるリズムに合わせて、次々と4枚のエースが出現します。そして、「ブラフ・エース・アセンブリ」は、スローモーションタイプのアセンブリですが、全体としてエキストラカードは使わずに「中でエキストラカードを捻出し、最後に上手く辻褄を合わせる」方法論や大胆なあらための省略を入れるなど、趣向を凝らした手順となっております。
また、「プレディクタ・ロープ(シルクへの応用)」は、連結したカラフルなシルク2連を最後にディスプレイするあたりはステージでもとても映えるものです。道具も小さくて済み、手順もシンプルですから、サロン・ステージマジックで重宝することでしょう。
トークレクチャーでは、「フラッシュエーセス」を取り上げて、そのベースとなった「フラッシュバック」、さらにその源流となる「バックフリップ」、派生作品である「クワトロ」や「ポケット・リセット」なども挙げつつ、それぞれの特徴なども含めて、細かい点まで掘り下げた内容となっております。
【収録内容】
◆構造を上手く利用したカードマジック!
・ホールド・ザ・マヨ
・ブラフ・エース・アセンブリ
◆舞台で映えるシルクの予言マジック!
・プレディクタ・ロープ(シルクへの応用)
◆トークレクチャー
・フラッシュエーセス
◆ボーナス映像
・シジミのレシピ(演技のみ)
【詳細情報】
2014年4月発売
マジック実演+解説DVD
収録時間(約85分)
解説ブックレット(20p)