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【超話題作!】シズル(John Bannon's 'Sizzle')〜ジョン・バノンのパケットトリックは、やっぱりフラクタル!〜
mML定期購読会員価格 3,090円 です!
ショッピング会員価格 3,240円 です!
こんなに変わって、しかも手渡し可能!絢爛豪華なパケット!
特別印刷のカード(パケット用具)と詳細な解説DVDのセット!
またまたやってくれました。
若くして才気溢れる作品を次々に発表し、
90年代
初頭にセンセーションを巻き起こした
ジョン・バノン
。
2000年代
に入り、著作やDVD、単売商品等を連続して出すなど、再び精力的に活動。
特に
「フラクタル」
という
新しいコンセプト
を主軸に、さまざまなパケットトリックを生み出してもいます。
そこでは、自他の「過去の名作」を取り上げ、それを
狡猾に
、かつ
大胆にアレンジ
。
原作を
まったく新しい形
にリニューアルしてみせてくれます。
(ほかのマジシャンやバノン自身、これを「ステロイドで増強させた」と表現しています。)
今回の
「シズル」
も、その流れに沿ったパケットリックです。
まずは、
現象
を動画でご覧ください。
現象は
全6段
と謳われておりますが、決してゴリっとした重いものではありません。
軽やかに
あれよあれよという間に
畳みかける
見せ方であることがお分かりかと思います。
━…━…━…━…━…━…━…━…
3枚の
赤裏(レッド)
の
ジョーカー
と1枚の
スペードのエース
からなるパケット。
ジョーカーのうちの1枚を
青裏(ブルー)
のジョーカーと取り替えると、他のジョーカーも皆、青裏に。
そして
緑裏(グリーン)
と取り替えれば緑裏に、
紫裏(パープル)
と取り替えれば紫裏に。
カラフル
で、とても
ビジュアル
です。
しかしここまで、
スペードのエース
は何の役目も果たしていません。
観客も、気になっていることでしょう。
抜き出して裏向きにすると、スペードのエースは、
橙裏(オレンジ)
なのです。
それでおまじないをかけると、全てが橙になるのかと思いきや…
5色の裏模様
が勢ぞろい!
そして表は…なんと
ロイヤルフラッシュ
になっています。
バノンが提唱する
「フラクタル」
の概念をご存知の方はお分かりだと思いますが…
この段階で、全てのカードが
手渡し可能
です。
さて今回、下地として
ターゲット
に選ばれた「既存の名作」は、あの
アレックス・エルムズレイ
の
「ダズル」
。
(タイトルの
「シズル」
も、原案を意識し、韻を踏んだネーミングでしょう)。
マルチプル・カラーチェンジング・パケットトリック
の「はしり」とも言えるこの名作。
とてつもない傑作、であり、着想も、構造・手順面でも素晴らしく、その「功績」は計り知れませんが…
それでも、そこに
バノン
は以下のような問題点を感じ取りました。
●難しい ●ギミックカードを使う ●しかも、簡単に準備できないカードを必要とする
もちろん、だからこそ、あれほど鮮やかにテンポ良く、目まぐるしく変化したうえに、最後に驚きのクライマックスが可能なわけですが
(そしてまた、世にこのプロットを問うた最初の作品にしてこの完成度!という出来なのですが)、
バノン
は、その現象の
エッセンス
だけをうまく抽出し、最大限の
効率化
を計った結果…
上記の
3つのポイントをすべてクリア
することに成功したわけです。
つまりは、
難易度を低く
し、さらには
レギュラーカードのみで現象を達成
する。
まさに彼の推奨し続けている
「フラクタル」のフレーム
に見事に収めてみせたわけです。
古参の方はお気づきかと思いますが、さかのぼれば、
ロイ・ウォルトンの「カラーマジック」
のストラクチャーです。
(これは、
「ダズル」
をレギュラーカードで行おうとした最初のバリエーションです)
しかし、そこにバノン流の「あの」
大胆なサトルティ
を注ぎ込むことによって、パケットの大幅な
スリム化
に成功しており、
いかにも現代を、そして
いまのバノンを象徴するパケットトリック
に仕上がっている印象です。
手順の
筋肉を増強させ
つつも、余分な
脂肪をそぎ落とす
。
そこに残るのは、しっかりと肉付けされた強固な骨格のみというわけです。
━…━…━…━…━…━…━…━…
手渡し可能
、と言ってもいろいろなパターンがありますが、今回の
「シズル」
は、一番
クリーン
なパターン。
一切の
処理をする必要もなく
、本当に、使った道具を残らず全て、
そのまま
調べてもらえる形です。
ロイヤルフラッシュになった
手元の5色のカード
だけでなく、卓上の
「リーダーカード・パケット」
も手渡せます。
なぜなら、特殊な色・デザインのカードを特注で作ってはいますが、
全てが「レギュラーカード」
なのです。
極めて
エンドクリーン
、そこにはエキストラカードなど影も形もありません。
場合によっては、
テーブルのない場所
で、リーダーカードを
観客の手に預けて演じるスタイル
も可能。
そこで万一、不用意に「こねくり回された」としても、演技に
何の支障もありません
。
そして、取り替えた「使用済のリーダーカード」も、どんどん観客に渡して触ってもらえばよいのです。
慧眼な方は、手順に存在する
重大な「ディスクレパンシー」(矛盾点)
に気づかれたかもしれません。
しかも
2箇所
も?
しかし、気づいたと思った方も、冷静に考えると
「もう一段」引っかかっている場合
もあったり。
そしてこの「矛盾」、一般の観客は、ほとんど
気づくことはありません
。
そこが面白いところです。
また、仮に気づかれたとしても、そういう現象なのだ、としてしまえば、何ら
問題はありません
。
すなわち、矛盾をはらんでいることは、このマジックの場合、
欠点ではない
のです。
むしろ、逆に
最も面白いポイント
だと言ってもよいでしょう。
これこそが
「バノン・タッチ」
…ぜひ存分に、お楽しみください。
DVDでは、
「フラクタリシャス」
でタッグを組んだ
リアム・モンティエ
が主に解説していますが、
演技は、彼のバージョンのほか、
バノン自身の演技
も収録されています。
この2人の見せ方・演じ方が若干異なっており、その
両者の演技を見比べる
のも非常に勉強になります。
今回、
mML
では特別に両者の演技の
セリフを書き出した要点ノート
をお付けしておりますので、参考にしてください。
(演技も解説も、動作に関しては映像でご理解いただけると判断いたしましたので、
セリフの意味合いだけ日本語にしております
)
━…━…━…━…━…━…━…━…
ちなみに、ご存知の方はお分かりでしょうが、
動画(演技:リアム・モンティエ)
では、ジョン・バノン考案の
「ブレット・パーティ
・カウント」
が使われています。
これはエルムズレイカウントを骨格として、その「見せ方」をアレンジしたものといえます。
これ自体、大変興味深いカウントなのですが…実は、
ジョン・バノン自身の演技
では、このカウントを
使っていません
。
これは、ある種
「諸刃の剣」
のようなもので、一長一短あります。
「ブレット・パーティ・カウント」を使ったほうが、パケットの
両面をちゃんと示している
ため、
最後のクライマックスが、より一層「予想外」で強烈なものとなるのですが、その一方で、
提供される情報量が多すぎる形になっているせいか、やや分かりづらく、若干ごたごたした印象は否めません。
過剰な情報が
ノイズ
となって、焦点が定まりづらくなる恐れがあるのです。
もし、動画の演技に多少の混乱や違和感を覚えられた方がいらっしゃいましたら、ぜひ、解説DVD内の
ジョン・バノン御大、
ご本人の演技
も見てみてください。
ただ、この辺りは本当に一長一短で、好みの問題かもしれません。
実際に自分で触ってみると、
「ブレット・パーティ・カウント」も捨てがたい
感じがあります。
━…━…━…━…━…━…━…━…
また、この手順の
ほかに
、
キャメロン・フランシス
の作品をバノン流にアレンジした手順も
ボーナス収録
。
ここにも思わず
ニヤリとしてしまうアイデア
が使われており、バノンらしさを感じさせます。
カードマジックをある程度されている方なら、
比較的やさしく簡単に行える作品
です。
使っている
技法
は
「ハーマンカウント」「エルムズレイカウント」「ラインナップムーブ」
のみ。
(「ブレット・パーティ・カウント」は、
技術的には
「エルムズレイカウント」と同値です)
しかも、手順の骨格として、全く
同一動作の繰り返し
によって現象が成立していくように構成されているため、
覚えやすく間違いづらい
手順になっています。
バノン・ファンの方
、また無類の
パケットトリック好きの方
はもちろんのこと、
単体のパケットトリックとしても、しっかりとした構造を持った手順ですので、
「カード当て」のレパートリーが多い方にとっては
アクセント
として非常に良く機能するでしょう。
ステロイドで増強された
剛性の本格パケットトリック
を、ぜひお楽しみください。
なお、
海外でも多くの著名マジシャンが絶賛
している話題の作品です。
下記の
そうそうたる方々によるコメント
をどうぞ。
━…━…━…━…━…━…━…━…
「この手のものなら、バノンの右に出るものはいないね。
美しい構成とサトルティによって得られる現象の量を考えると、まったく天才としか言いようがないよ。」
- John Carey(ジョン・キャリー)
「ジョン・バノンのファンならだれしも、次回の演技に、このちょっとしたシズル(風味)を加えたくなるだろうね。」
- Bill Malone(ビル・マローン)
「アレックス・エルムズレイの『ダズル』のプロットの中でも、間違いなく今までで一番のお気に入りだよ。
エレガントで、実にクリーンだ!」
- Cameron Francis(キャメロン・フランシス)
「アレックス・エルムズレイの『ダズル』にさらなる勢いをつけられる人がいるとしたら、それはジョン・バノンだ。
なんて素晴らしく構成された手順なんだ!」
- Andi Gladwin(アンディ・グラッドウィン)
「まさに『バノン流』とも言えるやり方で『シズル』は美しく構成されており、力強い手順だ。」
- John Guastaferro(ジョン・ガスタフェロー)
「『シズル』は素晴らしいというほかありません。
ジョンは、エルムズレイの『ダズル』のプロットを、新たなレベルへと引き上げました。
ギャフカードを一切使っておらず(これは、はっとさせる変化がいくつもあることを考えると、にわかには信じがたいことです)、
この奇跡を手渡せるものにしてみせています!」
- Peter Duffie(ピーター・ダフィー)
・演技・解説DVD
(英語ですが、映像で十分に理解できる内容です)
・演技部分のセリフを書き出した要点ノート:1枚(日本語)
・パケットトリック用具
(特殊カード9枚セット)
フラクタリシャス(Fractalicious)DVD
クワトロ
ブレット・パーティ(DVD2巻組)
ブレッツ・アフター・ダーク
アレックス・エルムズレイのダズル
キャピチュレイティング・クイーンズ
ストレンジャーズ・ギャラリー
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デュプリシティー
スピン・ドクター
ツイスティッド・シスターズ2.0
オッド・クオッド
プリズムデック
ファンファンチェンジ(by野島伸幸)
Series of Unfortunate Effects(シリーズ・オブ・アンフォーチュニット・エフェクツ)DVD2巻組
52 Shades of Red (52シェイズ・オブ・レッド)
イージー・トゥ・マスター・カード・ミラクルズ 第7巻 DVD
イージー・トゥ・マスター・カード・ミラクルズ 第3巻 DVD
スペクトラム・デック
タリホー・スペクトラムデック
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(税込3,564円)
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2000年代に入り、著作やDVD、単売商品等を連続して出すなど、再び精力的に活動。
特に「フラクタル」という新しいコンセプトを主軸に、さまざまなパケットトリックを生み出してもいます。
そこでは、自他の「過去の名作」を取り上げ、それを狡猾に、かつ大胆にアレンジ。
原作をまったく新しい形にリニューアルしてみせてくれます。
(ほかのマジシャンやバノン自身、これを「ステロイドで増強させた」と表現しています。)
今回の「シズル」も、その流れに沿ったパケットリックです。
まずは、現象を動画でご覧ください。
現象は全6段と謳われておりますが、決してゴリっとした重いものではありません。
軽やかにあれよあれよという間に畳みかける見せ方であることがお分かりかと思います。
━…━…━…━…━…━…━…━…
3枚の赤裏(レッド)のジョーカーと1枚のスペードのエースからなるパケット。
ジョーカーのうちの1枚を青裏(ブルー)のジョーカーと取り替えると、他のジョーカーも皆、青裏に。
そして緑裏(グリーン)と取り替えれば緑裏に、紫裏(パープル)と取り替えれば紫裏に。
カラフルで、とてもビジュアルです。
しかしここまで、スペードのエースは何の役目も果たしていません。
観客も、気になっていることでしょう。
抜き出して裏向きにすると、スペードのエースは、橙裏(オレンジ)なのです。
それでおまじないをかけると、全てが橙になるのかと思いきや…5色の裏模様が勢ぞろい!
そして表は…なんとロイヤルフラッシュになっています。
バノンが提唱する「フラクタル」の概念をご存知の方はお分かりだと思いますが…
この段階で、全てのカードが手渡し可能です。
さて今回、下地としてターゲットに選ばれた「既存の名作」は、あのアレックス・エルムズレイの「ダズル」。
(タイトルの「シズル」も、原案を意識し、韻を踏んだネーミングでしょう)。
マルチプル・カラーチェンジング・パケットトリックの「はしり」とも言えるこの名作。
とてつもない傑作、であり、着想も、構造・手順面でも素晴らしく、その「功績」は計り知れませんが…
それでも、そこにバノンは以下のような問題点を感じ取りました。
●難しい ●ギミックカードを使う ●しかも、簡単に準備できないカードを必要とする
もちろん、だからこそ、あれほど鮮やかにテンポ良く、目まぐるしく変化したうえに、最後に驚きのクライマックスが可能なわけですが
(そしてまた、世にこのプロットを問うた最初の作品にしてこの完成度!という出来なのですが)、
バノンは、その現象のエッセンスだけをうまく抽出し、最大限の効率化を計った結果…
上記の3つのポイントをすべてクリアすることに成功したわけです。
つまりは、難易度を低くし、さらにはレギュラーカードのみで現象を達成する。
まさに彼の推奨し続けている「フラクタル」のフレームに見事に収めてみせたわけです。
古参の方はお気づきかと思いますが、さかのぼれば、ロイ・ウォルトンの「カラーマジック」のストラクチャーです。
(これは、「ダズル」をレギュラーカードで行おうとした最初のバリエーションです)
しかし、そこにバノン流の「あの」大胆なサトルティを注ぎ込むことによって、パケットの大幅なスリム化に成功しており、
いかにも現代を、そしていまのバノンを象徴するパケットトリックに仕上がっている印象です。
手順の筋肉を増強させつつも、余分な脂肪をそぎ落とす。
そこに残るのは、しっかりと肉付けされた強固な骨格のみというわけです。
━…━…━…━…━…━…━…━…
手渡し可能、と言ってもいろいろなパターンがありますが、今回の「シズル」は、一番クリーンなパターン。
一切の処理をする必要もなく、本当に、使った道具を残らず全て、そのまま調べてもらえる形です。
ロイヤルフラッシュになった手元の5色のカードだけでなく、卓上の「リーダーカード・パケット」も手渡せます。
なぜなら、特殊な色・デザインのカードを特注で作ってはいますが、全てが「レギュラーカード」なのです。
極めてエンドクリーン、そこにはエキストラカードなど影も形もありません。
場合によっては、テーブルのない場所で、リーダーカードを観客の手に預けて演じるスタイルも可能。
そこで万一、不用意に「こねくり回された」としても、演技に何の支障もありません。
そして、取り替えた「使用済のリーダーカード」も、どんどん観客に渡して触ってもらえばよいのです。
慧眼な方は、手順に存在する重大な「ディスクレパンシー」(矛盾点)に気づかれたかもしれません。
しかも2箇所も?
しかし、気づいたと思った方も、冷静に考えると「もう一段」引っかかっている場合もあったり。
そしてこの「矛盾」、一般の観客は、ほとんど気づくことはありません。
そこが面白いところです。
また、仮に気づかれたとしても、そういう現象なのだ、としてしまえば、何ら問題はありません。
すなわち、矛盾をはらんでいることは、このマジックの場合、欠点ではないのです。
むしろ、逆に最も面白いポイントだと言ってもよいでしょう。
これこそが「バノン・タッチ」…ぜひ存分に、お楽しみください。
DVDでは、「フラクタリシャス」でタッグを組んだリアム・モンティエが主に解説していますが、
演技は、彼のバージョンのほか、バノン自身の演技も収録されています。
この2人の見せ方・演じ方が若干異なっており、その両者の演技を見比べるのも非常に勉強になります。
今回、mMLでは特別に両者の演技のセリフを書き出した要点ノートをお付けしておりますので、参考にしてください。
(演技も解説も、動作に関しては映像でご理解いただけると判断いたしましたので、セリフの意味合いだけ日本語にしております)
━…━…━…━…━…━…━…━…
ちなみに、ご存知の方はお分かりでしょうが、動画(演技:リアム・モンティエ)では、ジョン・バノン考案の
「ブレット・パーティ・カウント」が使われています。
これはエルムズレイカウントを骨格として、その「見せ方」をアレンジしたものといえます。
これ自体、大変興味深いカウントなのですが…実は、ジョン・バノン自身の演技では、このカウントを使っていません。
これは、ある種「諸刃の剣」のようなもので、一長一短あります。
「ブレット・パーティ・カウント」を使ったほうが、パケットの両面をちゃんと示しているため、
最後のクライマックスが、より一層「予想外」で強烈なものとなるのですが、その一方で、
提供される情報量が多すぎる形になっているせいか、やや分かりづらく、若干ごたごたした印象は否めません。
過剰な情報がノイズとなって、焦点が定まりづらくなる恐れがあるのです。
もし、動画の演技に多少の混乱や違和感を覚えられた方がいらっしゃいましたら、ぜひ、解説DVD内の
ジョン・バノン御大、ご本人の演技も見てみてください。
ただ、この辺りは本当に一長一短で、好みの問題かもしれません。
実際に自分で触ってみると、「ブレット・パーティ・カウント」も捨てがたい感じがあります。
━…━…━…━…━…━…━…━…
また、この手順のほかに、キャメロン・フランシスの作品をバノン流にアレンジした手順もボーナス収録。
ここにも思わずニヤリとしてしまうアイデアが使われており、バノンらしさを感じさせます。
カードマジックをある程度されている方なら、比較的やさしく簡単に行える作品です。
使っている技法は「ハーマンカウント」「エルムズレイカウント」「ラインナップムーブ」のみ。
(「ブレット・パーティ・カウント」は、技術的には「エルムズレイカウント」と同値です)
しかも、手順の骨格として、全く同一動作の繰り返しによって現象が成立していくように構成されているため、
覚えやすく間違いづらい手順になっています。
バノン・ファンの方、また無類のパケットトリック好きの方はもちろんのこと、
単体のパケットトリックとしても、しっかりとした構造を持った手順ですので、
「カード当て」のレパートリーが多い方にとってはアクセントとして非常に良く機能するでしょう。
ステロイドで増強された剛性の本格パケットトリックを、ぜひお楽しみください。
なお、海外でも多くの著名マジシャンが絶賛している話題の作品です。
下記のそうそうたる方々によるコメントをどうぞ。
━…━…━…━…━…━…━…━…
「この手のものなら、バノンの右に出るものはいないね。
美しい構成とサトルティによって得られる現象の量を考えると、まったく天才としか言いようがないよ。」
- John Carey(ジョン・キャリー)
「ジョン・バノンのファンならだれしも、次回の演技に、このちょっとしたシズル(風味)を加えたくなるだろうね。」
- Bill Malone(ビル・マローン)
「アレックス・エルムズレイの『ダズル』のプロットの中でも、間違いなく今までで一番のお気に入りだよ。
エレガントで、実にクリーンだ!」
- Cameron Francis(キャメロン・フランシス)
「アレックス・エルムズレイの『ダズル』にさらなる勢いをつけられる人がいるとしたら、それはジョン・バノンだ。
なんて素晴らしく構成された手順なんだ!」
- Andi Gladwin(アンディ・グラッドウィン)
「まさに『バノン流』とも言えるやり方で『シズル』は美しく構成されており、力強い手順だ。」
- John Guastaferro(ジョン・ガスタフェロー)
「『シズル』は素晴らしいというほかありません。
ジョンは、エルムズレイの『ダズル』のプロットを、新たなレベルへと引き上げました。
ギャフカードを一切使っておらず(これは、はっとさせる変化がいくつもあることを考えると、にわかには信じがたいことです)、
この奇跡を手渡せるものにしてみせています!」
- Peter Duffie(ピーター・ダフィー)
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・演技部分のセリフを書き出した要点ノート:1枚(日本語)
・パケットトリック用具(特殊カード9枚セット)
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