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商品価格は、1,905円です！

※2014年6月入荷分より、表紙の色が変更となりました。

ボナ植木氏のレパートリーを大公開！ プロタッチ全開！

簡単で効果の高いマジックと、プロの 考え方を学ぼう！






mML８４号（７周年記念号）発売記念！

ゲストである、ナポレオンズのボナ植木氏による作品集・レクチャーノートを、合わせて発売いたします。
「臆病なマジシャン」として（！？）、失敗のないマジックを追求してきた氏が作り上げた珠玉のレパートリー。
この作品集に収録されているオリジナル作品８種の中から２点を、mML記念号でも演技・解説いただきましたが、
その効果の高さ、そして透徹したプロタッチには「さすが！」の一言で、一同感心しきりでありました。

プロの感覚で発想され練り上げられた実践的マジックの数々を、ぜひお楽しみください。

■ウェイト・ゲス カードの重さで枚数を判別する！？名作「ウェイト・ゲス」のボナ植木流の方法。 原案はニック・トロストですが、植木氏は、ゆうきとも氏のバージョンを見て知り、感心し、演技に取り入れたとのこと。 そして、より簡単にしようと方法をアレンジしたところ、そのやり方に、今度はゆうき氏が感心。 mML８４号にも収録しておりますので、映像で演技を見たい方はそちらをぜひ！ ■予言用の封筒 ４つの中から自由に選ばれた品物が、あらかじめ置かれていた封筒の中に予言されていたら？ サイコロの出目を予言するなど、様々に応用が可能な実用的アイデア。 ■紅茶はお好き？ オシャレで、笑いが取れて、とっても不思議な予言のマジックです。 オレンジペコー・レディグレイ・アールグレイ・ダージリン…４種類の異なる紅茶のティーバッグから、観客が１つを自由に選びます。 「予言されています」と、テーブルの上の小箱を持ち上げると、中には本物の紅茶が入ったカップが見えます。 マジシャンは香りを楽しむ仕草で、「うーん、この香り、間違いなくアールグレイです」と言ってのけます。 もちろん、会場は大きな笑いに包まれますが…予言としては納得しません。 「実はこちらが本物の予言です」と、その隣に置いてあった封筒を取り上げて中身を出すと、なんと、アールグレイのティーバッグの空袋が。 「あれ、このティーバッグの中身は？」と、先ほどの紅茶のカップをよく見ると、ティーバックの紐が口から垂れています。 持ち上げて示すと、間違いなくアールグレイのティーバッグなのです。 ■ジョーカーとのトランスポジション 胸ポケットに入れた観客のサインカードと、手元のジョーカーが、鮮やかに入れ替わります。 使われている技法にも注目ですが、演出面でも、合理的で、見た目に面白く、分かりやすい見せ方を取り入れています。 これもmML８４号でも演技・解説していただきましたので、合わせて参考にしてください。 ■液状化現象 １０枚（５枚-５枚）バージョンのシンプルな「オイル＆ウォーター」ですが、植木氏の手にかかると、さすが！ 演出と、細部の見せ方の工夫により、見違えるほど効果的なマジックに変貌しています。 ■プリンセスカードトリック・プラス 観客が心に思っただけのカードを当ててしまい、さらに…！？ いわゆるプリンセスカードトリックの頭脳的改案で、本人自ら「ずるい」と言う手法で、１つ現象を加えました。 極めて簡単にできるにもかかわらず、魔法のような効果を持つトリックです。 さらに効果的な演出法も含めて完全解説…解説の最後の３行に「植木タッチ」が凝縮されています。 ■残り物には福がある？ 植木氏が実際にライブでよく使っている実用的なトリック。 １〜６の数字が振ってある６通の封筒を取り出します。 サイコロを振って、出た番号の封筒を観客に取っていってもらい、最後に残った封筒を、マジシャンが引き取ります。 観客が取った封筒には、５人とも「おもちゃの１万円札」が入っていますが、マジシャンの封筒には本物の１万円札が。 古典的な原理ですが、植木氏の場合は使用する用具に一工夫して、マジックとしての怪しさを消しています。 解説を読むと、植木氏の演技がなぜ観客にウケるのか、その秘密の一端が分かる気がします。 ■ステッキが花に ステッキが花に変わるのはクラシックなステージマジックですが… こんな「決まり切った」マジックにも、プロは様々な不満を抱き、工夫を加えるものだと知りました。 通常の原理では出せない、豪華な花束（マジック用のブーケですが）が現れるので、じつに華やか。 よりゴージャスに決めたい方、ぜひこのやり方を使ってみてください。

ちなみに氏の著作としては「物語風のマジック理論書」などのエッセイ集も取り扱わせていただいておりますが、今回の１冊は完全なる作品集。
即効性のある実用的な内容ですので、まずは、個別のトリック・作品に興味がある方にはうってつけです。
必ずや、「使えるレパートリー」に巡り会うことができるでしょう。

ですが、そこは植木氏のこと…単なる作品集とは、ひと味違います。
解説の中に、ふんだんに演技論的な知見や、エッセイ的な面白さを紛れ込ませてきます。
その意味では、より具体例に則して語った実践的理論書として読み解くこともできるのです。
読めば読むほど味が出る…これが、実戦経験豊富なプロの深みでしょうか。
必読の、見事な一著です。

ところで、「臆病なマジシャンのための秘密ノート」シリーズの１は「フォース技法編」。
そして今回の「様々なマジック＆アイデア編」が、シリーズの３。
では、２は？と気になって確認しましたが、なぜか２は「今のところまだ出ていない」そうです。
３の「まえがき」でも２のことに触れていますから書かれてはいるようですので、今後に期待しましょう。

↑『臆病なマジシャンのための秘密ノート1・フォース技法編』

↑『マジック大学設立構想』

↑『リアル・シークレット・オブ・クロースアップ・マジック ＤＶＤ』

↑『マジカル・プレゼンテーションＤＶＤ』

↑『演技をしっかり作り込もう！ＤＶＤ』

↑『９人の講師によるリレーレクチャー』

↑『mML Vol.32』

↑『mML Vol.84』