今作も傑作ぞろいです。
有名どころは"The Red and The Blue"や"Color-Changing Faro Shuffle"
あたりでしょうか。
前者は、ビジュアルな色違いのデックのトランスポジション現象。
これがセルフワーキングでできるのだから驚きです。
後者は、5回も色が変わる衝撃のカラーチェンジング・デック。
ファローシャッフルの性質を見事に活用しています。
個人的なお気に入りは"Moveless Follow the Leader"。
フォロー・ザ・リーダーの入れ替え(一致)現象のほぼすべてを
サトルティのみで成立させる見事な手順構成。 ビドルムーブすら使いません。
ショッピング会員価格 4,100円です!
アイコンのご説明
アレックス・エルムズレイのマジックシリーズも3つ目!
今回はステージマニピュレーションも!?隠れた名作もあります!
アレックス・エルムズレイのマジックシリーズも3作目のリリースです。
第1巻、第2巻は以下のリンクからご覧ください。
アレックス・エルムズレイのマジック第1巻
アレックス・エルムズレイのマジック第2巻
今作も傑作ぞろいです。
有名どころは"The Red and The Blue"や"Color-Changing Faro Shuffle"
あたりでしょうか。
前者は、ビジュアルな色違いのデックのトランスポジション現象。
これがセルフワーキングでできるのだから驚きです。
後者は、5回も色が変わる衝撃のカラーチェンジング・デック。
ファローシャッフルの性質を見事に活用しています。
個人的なお気に入りは"Moveless Follow the Leader"。
フォロー・ザ・リーダーの入れ替え(一致)現象のほぼすべてを
サトルティのみで成立させる見事な手順構成。
ビドルムーブすら使いません。
他にも、巧妙なフォースやまさかのステージ・マニピュレーション
まで、バラエティ豊かな作品が勢ぞろい。
今回もたっぷりとお楽しみください!
■収録内容
●Fan Prediction
デックを広げて、観客に人差し指で1枚のカードにタッチしてもらいます。
そのカードが予言されているのです!
シンプルながら強力な予言のマジック。
マルチプルアウトではないので、一種のフォース技法ともいえるかもしれません。
観客からの見た目はクラシックフォースとあまり変わりません。
こちらの方法は百発百中ですので、安心です。
「観客自身にマジシャンによる予言を書いてもらう」という演出方法も
大変参考になります。
●The Red and The Blue
mML38号にて「赤と青」の題でご紹介したこともある傑作。
演者と客が色の異なるデックを1組ずつ持ち、
それぞれ1枚を選び出して相手側のデックの中に戻します。
すると、交換した2枚のカードも含めてすべてのカードの色が逆転してしまいます。
豪華で強烈なインパクトを与えるマジックにもかかわらず、
一切の技法を必要としない、完全セルフワーキングのトリックです。
●Interview(Presentation)
インタビューその1。
マジックの演出、プレゼンテーションについてです。
●A Strange Story
青色のデックを使います。
2つのポーカーハンドをマジシャンの分は表向きに、
もう一方は裏向きにして配ります。
表向きのハンドは、なんとスペードのロイヤル・ストレート・フラッシュ。
裏向きのハンドを表向きにするとこちらもスペードのロイヤルフラッシュ!?
表向きに配ったカードを裏向きにすると、なんと赤裏です。
マジシャンが勝つためにほかのデックからロイヤルフラッシュを
付け加えたことがばれてしまったかに見えますが、次の瞬間
相手方のロイヤルフラッシュ以外がすべて赤裏に変化してしまいます!
ロイヤルフラッシュを付け加えたのは相手の方だったのです。
ギャンブル調のストーリーに乗せて演じられる、ユニークな
カラーチェンジング・デックの手順。
●Color Filter
赤いカード4枚と黒いカード4枚を交互に混ぜた状態で
この合計8枚のパケットをハンカチに包みます。
この状態から、観客の指定した色だけがハンカチから抜け出てきます!
水と油とカード・スルー・ハンカチーフを組み合わせたような手順です。
水と油の手順として組み込んでも面白そう。
●Interview(Stage Manipulation)
インタビューその2。
ステージ・マニピュレーションについて語ります。
●Multiplying Aces
ステージ、パーラーで演じる4枚のエースのプロダクションです。
1枚のエースから始まり、これが消失、出現した後に
指の間にどんどんエースが増えてゆき、最終的に4枚になります!
個人的な感想ですが、アレックス・エルムズレイ氏に
このようなステージマジックのイメージがなかったので、
氏のマジックの幅の広さに驚かされました。
カード・マニピュレーションとしてはかなり簡単な部類の手順
だと思うので、練習してみてはいかがでしょうか。
●En Voyage
A、2、3の3枚のカードが1枚ずつポケットに飛行します!
最後には3枚とも、右ポケット、左ポケット、内ポケットの
別々の場所に一気に飛び移ってしまうのです!
ミスディレクションやサトルティの使い方、その他手順構成が巧妙で
パームを駆使した豪華でハードな手順ではありますが、
実践的に仕上がっています。
●Color-Changing Faro Shuffle
デックの半分ほどのパケットを使い、マジシャンは指先の感覚で
ロイヤル・ストレート・フラッシュのカードがある場所でカットして見せます。
シャッフルしても大丈夫なのだと説明し、シャッフルをした後に
もう一度カットして見せますが、カードの裏面が変わっています。
これをあと3回繰り返しますが、カットするたびに毎回カードの裏は
違う模様に変わります。
最後には、使っていたパケットすべてが今までとはまた別の
裏模様に変化して終了です。
全部で5回も裏の色が変化してしまう、
豪華すぎるカラーチェンジング・デックです(正確にはデックではありませんが)。
ファローシャッフルの性質を研究したエルムズレイ氏の一つの成果と言えます。
非常にマニアックではありますが、適切かつスムーズに演じれば十分通用します。
●Interview(What is "Good" Magic?)
インタビューその3。
良いマジックとは何かについて語ります。
●Moveless Follow the Leader
赤と黒のカードを6枚ずつ取り出し、リーダーのカードを前に出します。
リーダー以外のカードを入れ替えたり、リーダーの場所を入れ替えても
なぜか必ず、リーダーのカードとその前にあるカードの色が一致してしまいます!
いわゆる「フォロー・ザ・リーダー」のバリエーションです。
これはすごい手順です。なんと(ほぼ)セルフワーキングトリックなのです。
その名の通り、本当のパケットは終始MOVELESS(不動)なのですが、
サトルティのみで計5回の入れ替わりを表現しています。
私の不勉強かもしれませんが、あまり有名なトリックではないように思います。
これを知れるというだけでもお釣りがくる隠れた名作ではないでしょうか。
●Card to Wallet
観客の選んだカードがポケットに飛行します!
カード・トゥ・ワレットのエルムズレイ流手順。
ギミックワレットを使わずにできます。
・カードマジックのレパートリーを増やしたい方
・カードマジックを本格的に学びたいとお考えの方
・アレックス・エルムズレイ氏の実演・解説を見たい方
・マジックの歴史を学びたい方
・コレクターの方
・DVD1枚(英語)
アレックス・エルムズレイのマジック第1巻(Alex Elmsley Tahoe Sessions- #1)
アレックス・エルムズレイのマジック第2巻(Alex Elmsley Tahoe Sessions- #2)
世界のマジック「マクドナルド・エーセス編」
世界のマジック「ダイスマジック編」
世界のマジック「テンカイ・ぺニーズ&ミリケンズトランスポジション編」
世界のマジック「ラストトリック編」(World's Greatest The Last Trick of Dr. Jacob Daley)