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【名作、復活!】カードボード・カメレオン(Cardboard Chameleons)by DARYL~ダローを有名たらしめた歴史的傑作の1つ!~
mML定期購読会員価格 3,100円(税別)です!
ショッピング会員価格 3,200円(税別)です!
※単品でご注文の場合、ネコポス便送料290円(税別)がかかります。
他のネコポス便対応商品と合わせて、税別5,000円以上のお買い物でネコポス便送料が無料となります。
アイコンのご説明
ダローのFISMアクトでも使われた作品が、現代にカムバック!
表も裏も、カメレオンのように影響を受けてすぐに変化する!
ダロー
がF.I.S.M.クロースアップ部門でゴールドメダル(1位)を
獲ったのが、1982年のスイス・ローザンヌ大会。
今どきの若いマジシャンにとっては、歴史上の出来事並みの遠い昔話
かもしれません。
しかし、当時のマジシャンやマニア、マジックファンには絶大な
影響を与えました。
F.I.S.M.アクトで使われ、ロープぐるぐるアンビシャスと並んで
名をとどろかせた作品が、この
「カードボードカメレオン」
では
ないでしょうか。
目まぐるしい変化で観客を圧倒
。
そして
最後は手渡し可能
。
これぞ歴史に残る
伝説のパケットトリック
です。
当時の日本の雑誌にマジックランド社が出していた宣伝で、
「初心者にはおすめしません」
的な「キャッチコピー」(?)
が書いてあったのが今でも印象に残っています。
それがまた、当時のマニアの心をそそったのかもしれません。
確かにハードルが高めなマジックであることは事実だと思いますが、
時代が変わった今の若い世代なら、このくらいはサラリとこなせる
人も多いのでは?
今回、海外で、
動画解説付きで再版
されました。
若い方も、そして昔一度諦めた方も。
ぜひ、
いまこそチャレンジ
してみてください。
参考までに、過去発売時の現象説明および紹介をそのまま再掲します。
(色などは今回の商品と異なる場合もございます)
青裏のデック
から、
2枚のカード
が選び出されます。
この2枚を裏向きに並べて置きます(以降、残りのデックはもう使いません)。
これとは
別に
、パケットケースから
パケット(数枚のカード)
を取り出します。
(裏模様は、とりあえずデックとは対照的な色が見えています…
赤裏
としましょう)
そして
「カメレオンと同じ性質を持つ6枚の特別なカードを持ってきました」
と説明します。
マジシャンは、選ばれた2枚のうち1枚を表向きにします(
ハートの2
とします)。
パケットをこのカードに近づけてから表向きにすると、こちらも表にハートの2が見えます。
6枚のカード
をカウントして示すと、なんと、6枚とも
全てがハートの2のカード
なのです!
「表は全て同じですが、実は裏は違います」
と言って、6枚を裏向きにします。
上から3枚を示すと、
赤裏・緑裏・黒裏
と、3枚とも違う色です(デックの青裏とも違います)。
この3枚はテーブルに一列に並べます。
手元に残った3枚を、赤裏のカードの上にかざしてから、裏を示すと、これは
3枚とも赤裏
です。
「いま、この3枚は赤に近づけたので赤になっているのです。その証拠に…」
と、3枚の上に
緑裏のカード
を重ねます。
次の瞬間、カードをカウントして示すと、他の3枚も緑裏に同化して、
4枚とも緑裏
になっています!
同様に、1枚を黒裏と交換すると、
4枚とも黒裏
になってしまいます。
1枚を元の赤裏と取り替えると、
4枚とも赤裏
に戻っています。
「これは、1日中やっていても良いのですが…今度はちょっと違うことをやってみましょう。
そういえば、もう1枚選んでもらっていましたね?」
6枚のカード(デックから抜き出した2枚以外)はいったん揃えて手元に回収し、
卓上の
もう1枚のカード
を表向きにします。
当然ハートの2ではない、別のカードです(
クラブのキング
としましょう)。
手元のパケットをこのカードの上にかざしてから、表向きにして示すと、なんと!
6枚ともクラブのキングに変化している
ではありませんか!?
「裏は違う色です」
と、3枚までを並べます…
赤裏・緑裏・黒裏
です。
残りの3枚は、現状では全て
赤裏
ですが…
今度はその3枚を、いま並べて置いた赤・緑・黒の上に、1枚ずつのせて配ります。
すると、それぞれのカードに反応して、
赤・緑・黒に変化
します。
裏色が同色のペア
が赤・緑・黒の
3組
できたことになりますが、これを集めて、
表をあらためながら(すべてクラブのキングです)左右に配り分けます。
それぞれを、選ばれた2枚のカードに接触させてから表を示すと、
片側の3枚はクラブのキングですが、もう一方の3枚は
ハートの2に変化しています
。
すべてのカードを、観客に
手渡して調べてもらう
ことができます。
とにかく、
めまぐるしいほどに変化が起こる
ので、観客は
本当にカードがカメレオンのように変わるのでは?
とすら思うでしょう。
魔法を信じてしまうパワー
があるのです。
そのため、最後に手渡された時に、それがごく普通のカードであって、表や裏が変化したりしない
現実を見て
愕然とし
、ありえないものを見たという印象が強まります。
これだけの変化
を起こしながら(回数ではパケット史上最多クラスでしょう)、
道具には全く仕掛けがない
、
というのが驚嘆すべき点です。
通常、パケットトリックはエキストラカードやフェイクカードを巧妙に活用して現象を作り出しますが
それゆえ手渡しができないことがほとんど。
その意味では
「渡せるパケット」
というコンセプトでも
先駆的な作品の1つ
といえます。
なにしろ、すべてレギュラーカードなのです。
何かを
処理したりすることもなく
、使っていた用具を本当に
すべて手渡して終える
ことができます。
この手順自体が、ひとつの壮麗な建築物を思わせる見事さ。
圧巻です
。
緻密かつ大胆、
ボリューム感
のある現象とともに、
スケール感
をも感じ取れます。
単純に卓上の空間的な配置も上手く、その意味での「広がり」もあるのですが、それ以上に、
手順自体の展開や背後の考え方に
端正な様式美
があり、
全体構造
としての「スケールの大きさ」があります。
個人的な話
をひとつ。
かつてこの作品を手がけたときは、手順を追うのに精一杯で、この手順の全体が見えていませんでした。
今回、この手順に再度触れてみて、かつては重要なことを見落としていたことに気づきました。
単純に、表と裏における2×3行列(マトリックス)構造のギャップを活かした手順、としか
分析できていなかったのですが…
今回感じたのは、この作品が
「ワイルドカード」
を母体にした発展形であり、さらにそのルーツである
ハーマンの「ミスティックナイン」の影響を受けたトリックであるということです。
もちろん、単なる想像でもあり、また気づいていた方は気づいていた話であるかもしれませんが、
個人的には、今回、(不覚にも、ようやく?)そう思い至りました。
恐らくコンボカウントをワイルドカードに使う、などは、そもそもダローはとっくに考えていたのだろうな、と
いう気がします。
いずれにせよ、例えば
コンボカウント・ツーフォーカウント
などは、ダローが
この作品のために
編み出したり工夫したりして、その後有名となった技法。
そういう意味でも、
歴史的な意義を持った作品
でもあります。
それらの
「本来の使い方」
の持つ威力を、感じ取ることができます。
デックに特殊カードをセットしておく必要がない
のも良いところ。
6枚パケットを別途持ち歩いていれば、すぐに演じられるわけです。
ゆうきとも氏
も、この作品に影響を受け、「ショートショートカメレオン」などの作品を生み出されました。
パケットトリックの
1つの頂点
というべき作品です。
ぜひ、ご研究ください。
[ 商品コード ] MU1254
価格
3,200
円
(税込3,520円)
65ポイント還元
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表も裏も、カメレオンのように影響を受けてすぐに変化する!
ダローがF.I.S.M.クロースアップ部門でゴールドメダル(1位)を
獲ったのが、1982年のスイス・ローザンヌ大会。
今どきの若いマジシャンにとっては、歴史上の出来事並みの遠い昔話
かもしれません。
しかし、当時のマジシャンやマニア、マジックファンには絶大な
影響を与えました。
F.I.S.M.アクトで使われ、ロープぐるぐるアンビシャスと並んで
名をとどろかせた作品が、この「カードボードカメレオン」では
ないでしょうか。
目まぐるしい変化で観客を圧倒。
そして最後は手渡し可能。
これぞ歴史に残る伝説のパケットトリックです。
当時の日本の雑誌にマジックランド社が出していた宣伝で、
「初心者にはおすめしません」的な「キャッチコピー」(?)
が書いてあったのが今でも印象に残っています。
それがまた、当時のマニアの心をそそったのかもしれません。
確かにハードルが高めなマジックであることは事実だと思いますが、
時代が変わった今の若い世代なら、このくらいはサラリとこなせる
人も多いのでは?
今回、海外で、動画解説付きで再版されました。
若い方も、そして昔一度諦めた方も。
ぜひ、いまこそチャレンジしてみてください。
参考までに、過去発売時の現象説明および紹介をそのまま再掲します。
(色などは今回の商品と異なる場合もございます)
青裏のデックから、2枚のカードが選び出されます。
この2枚を裏向きに並べて置きます(以降、残りのデックはもう使いません)。
これとは別に、パケットケースからパケット(数枚のカード)を取り出します。
(裏模様は、とりあえずデックとは対照的な色が見えています…赤裏としましょう)
そして「カメレオンと同じ性質を持つ6枚の特別なカードを持ってきました」と説明します。
マジシャンは、選ばれた2枚のうち1枚を表向きにします(ハートの2とします)。
パケットをこのカードに近づけてから表向きにすると、こちらも表にハートの2が見えます。
6枚のカードをカウントして示すと、なんと、6枚とも全てがハートの2のカードなのです!
「表は全て同じですが、実は裏は違います」と言って、6枚を裏向きにします。
上から3枚を示すと、赤裏・緑裏・黒裏と、3枚とも違う色です(デックの青裏とも違います)。
この3枚はテーブルに一列に並べます。
手元に残った3枚を、赤裏のカードの上にかざしてから、裏を示すと、これは3枚とも赤裏です。
「いま、この3枚は赤に近づけたので赤になっているのです。その証拠に…」
と、3枚の上に緑裏のカードを重ねます。
次の瞬間、カードをカウントして示すと、他の3枚も緑裏に同化して、4枚とも緑裏になっています!
同様に、1枚を黒裏と交換すると、4枚とも黒裏になってしまいます。
1枚を元の赤裏と取り替えると、4枚とも赤裏に戻っています。
「これは、1日中やっていても良いのですが…今度はちょっと違うことをやってみましょう。
そういえば、もう1枚選んでもらっていましたね?」
6枚のカード(デックから抜き出した2枚以外)はいったん揃えて手元に回収し、
卓上のもう1枚のカードを表向きにします。
当然ハートの2ではない、別のカードです(クラブのキングとしましょう)。
手元のパケットをこのカードの上にかざしてから、表向きにして示すと、なんと!
6枚ともクラブのキングに変化しているではありませんか!?
「裏は違う色です」と、3枚までを並べます…赤裏・緑裏・黒裏です。
残りの3枚は、現状では全て赤裏ですが…
今度はその3枚を、いま並べて置いた赤・緑・黒の上に、1枚ずつのせて配ります。
すると、それぞれのカードに反応して、赤・緑・黒に変化します。
裏色が同色のペアが赤・緑・黒の3組できたことになりますが、これを集めて、
表をあらためながら(すべてクラブのキングです)左右に配り分けます。
それぞれを、選ばれた2枚のカードに接触させてから表を示すと、
片側の3枚はクラブのキングですが、もう一方の3枚はハートの2に変化しています。
すべてのカードを、観客に手渡して調べてもらうことができます。
とにかく、めまぐるしいほどに変化が起こるので、観客は本当にカードがカメレオンのように変わるのでは?
とすら思うでしょう。
魔法を信じてしまうパワーがあるのです。
そのため、最後に手渡された時に、それがごく普通のカードであって、表や裏が変化したりしない現実を見て
愕然とし、ありえないものを見たという印象が強まります。
これだけの変化を起こしながら(回数ではパケット史上最多クラスでしょう)、道具には全く仕掛けがない、
というのが驚嘆すべき点です。
通常、パケットトリックはエキストラカードやフェイクカードを巧妙に活用して現象を作り出しますが
それゆえ手渡しができないことがほとんど。
その意味では「渡せるパケット」というコンセプトでも先駆的な作品の1つといえます。
なにしろ、すべてレギュラーカードなのです。
何かを処理したりすることもなく、使っていた用具を本当にすべて手渡して終えることができます。
この手順自体が、ひとつの壮麗な建築物を思わせる見事さ。圧巻です。
緻密かつ大胆、ボリューム感のある現象とともに、スケール感をも感じ取れます。
単純に卓上の空間的な配置も上手く、その意味での「広がり」もあるのですが、それ以上に、
手順自体の展開や背後の考え方に端正な様式美があり、全体構造としての「スケールの大きさ」があります。
個人的な話をひとつ。
かつてこの作品を手がけたときは、手順を追うのに精一杯で、この手順の全体が見えていませんでした。
今回、この手順に再度触れてみて、かつては重要なことを見落としていたことに気づきました。
単純に、表と裏における2×3行列(マトリックス)構造のギャップを活かした手順、としか
分析できていなかったのですが…
今回感じたのは、この作品が「ワイルドカード」を母体にした発展形であり、さらにそのルーツである
ハーマンの「ミスティックナイン」の影響を受けたトリックであるということです。
もちろん、単なる想像でもあり、また気づいていた方は気づいていた話であるかもしれませんが、
個人的には、今回、(不覚にも、ようやく?)そう思い至りました。
恐らくコンボカウントをワイルドカードに使う、などは、そもそもダローはとっくに考えていたのだろうな、と
いう気がします。
いずれにせよ、例えばコンボカウント・ツーフォーカウントなどは、ダローがこの作品のために
編み出したり工夫したりして、その後有名となった技法。
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6枚パケットを別途持ち歩いていれば、すぐに演じられるわけです。
ゆうきとも氏も、この作品に影響を受け、「ショートショートカメレオン」などの作品を生み出されました。
パケットトリックの1つの頂点というべき作品です。
ぜひ、ご研究ください。