登場するのは、Ben Train, Chris Mayhew, Jeff Hinchliffe, Chris Westfall, Glenn Westら。
そして特別出演としてBill Abbott と Lee Asher。
その中で、レギュラーデックのみで演技可能な8つの強力な手順を紹介しています。
■1. Lu Lu Lemon (Chris Mayhew)
ポール・ハリスの La La's Lu Lu を元にしたトリック。
表向きのパケットの中に「予言」として1枚のカードを裏向きに差し入れます。
このパケットは脇によけておき、残ったデックから1枚のカードを選んでもらいます。
予言を見ると…それがまさに選ばれたカードそのものなのです。
(付属冊子での解説)
ショッピング会員価格 4,352円 です!
※本商品は、宅急便指定となります。ご了承くださいませ。
クリス・メイヒュー、ベン・トレイン、リー・アッシャーらが出演する映画があったら、見てみたいと思いませんか?
しかも、マジックたっぷりの内容で…
そんな夢が実現したかのような、新感覚のレクチャーDVDが登場。
史上まれなるマジックムービー、いざ開幕です。
クリス・メイヒュー。
「スリーディー」や「ホール・シング」などをご覧になった方は、ご存知でしょう。
愛嬌のあるルックス(スリーディーではマリオの恰好もしていましたね…)で、なかなかのスライハンドをさらりとこなすニクイやつ…
なのですが、今回はその愛嬌を一切封じ、ベン・トレインとコンビを組んで、本気の姿を見せています。
そうです…今作は、そのクリス・メイヒューの力の入れようが、半端なく凄いのです。
なぜなら、クリスは映像関係の学校にも行くほどの、いわばその分野の専門家でもあるのですが…
その彼が「いつか形にしたい」と長年思っていた自分の構想を、今回実現すべく作り込んでいるからです。
また一方のベン・トレインは、トロントのマジシャンを集めたコンピレーションを作りたいと思っていました。
この2人の独自の構想が、あるとき出会い、まさに渾然一体となった形で完成したのが今回のDVDなのです。
クリスは映像関係の知り合いをかき集めて、まさにプロの仕事で撮影。
なんと適したロケ地がなかったから、自室の地下にセットを作ってしまうほどの力の入れ具合です。
今回のDVDは、単なるトリック解説ではありません。
トリック実演・解説をうまくストーリーに組み込ませて、この映像自体をまさに映像「作品」として仕上げているのです。
これまでにも、単なるマジックの実演と解説の羅列だけでは見る人が飽きてしまう(あるいは、作り手が飽き足らない)ということで、
ストーリー的な「何か」を加えたレクチャーDVDが作られたこともあることはありますが…
大抵は、ノンフィクションの手法を活かした実写ルポルタージュ的なもの(これはこれで成功例があります)か、
フィクションであれば完全な「添え物」としての「小芝居」と言わざるを得ないものがほとんどでした。
(それはそれで、ある意味「面白い」ので、否定はしませんが)
今回のように、フィクションとして、本気で「映画レベル」の完成度に挑戦したものはほぼ皆無に近いでしょう。
唯一の先駆的な例としては、今作にも登場しているリー・アッシャーによるものでしょうか。
さて今作では、90分のフィルムの中で、laymen cutとも言える45分の部分は一般の方でも楽しめるように作られています。
タネ明かし等はなく、マジシャン以外の友達や家族、みんなで見てもらって、マジックに興味を持ってもらおうという内容。
まあ、内容が英語だけに、日本ではそういう知人を探すのが難しいかもしれませんが、趣旨としてはそういう作り。
まさに映画を見るように楽しんでください。
36ページほどの冊子が付いていますが、これがまさに映画のパンフ(プログラム)と同様のもの。
出演者をはじめ、制作に関わったスタッフの紹介等が、クリス自身の言葉によって綴られています。
それだけこのプロジェクトへの思い入れ、そしてそれに関わってくれた人たちへの感謝の気持ちが強いのでしょう。
もちろん、それだけではありません。
映像中ではパフォーマンスオンリー(演技のみ)であった2作品が、ここできちんと解説されています。
monthly Magic Lesson Shoppersでは今回、この冊子をまるごと和訳いたしました。
分量にして16ページ。
もれなく読んでいただいて、クリス・メイヒューのこのDVDにかける想いを感じ取ってください。
さて、肝心の内容に関してですが…
ストーリーとしては、世界的に有名なマジシャン(リー・アッシャー)の驚異的なマジックを見たクリスが、
友人のベンを引き入れて、その秘密を知ろうとします。
マジックの秘密を知ることが思いのほか難しいことに気付く二人ですが、そんな彼らに、
リー・アッシャーが、探している「あるもの」を見つけてくれたら、秘密を教えると持ちかけます。
その過程で様々なマジシャンを訪ねる必要があり、彼らの驚きと笑いに満ちた冒険が始まるのですが…
といった雰囲気です。
登場するのは、Ben Train, Chris Mayhew, Jeff Hinchliffe, Chris Westfall, Glenn Westら。
そして特別出演としてBill Abbott と Lee Asher。
その中で、レギュラーデックのみで演技可能な8つの強力な手順を紹介しています。
いくら映像として良く出来ていても、マジシャンとしては収録作品のクオリティが気になりますよね。
ご安心ください。
鳴り物入りの「コンピレーション」ですので、各自が自らの自信作を提供してくれたようです。
以下のようなトリックです。
■1. Lu Lu Lemon (Chris Mayhew)
ポール・ハリスの La La's Lu Lu を元にしたトリック。
表向きのパケットの中に「予言」として1枚のカードを裏向きに差し入れます。
このパケットは脇によけておき、残ったデックから1枚のカードを選んでもらいます。
予言を見ると…それがまさに選ばれたカードそのものなのです。
(付属冊子での解説)
■2. Colour Changing Deck (Glenn West)
カラーチェンジングデックですが、前段として1枚のカードの色が何度も変化します。
連続的な現象が視覚的に美しく、ビジュアルです。
エド・マーローのスナップチェンジのハンドリングバリエーションも解説。
■3. Wide Open Travelers (Glenn West)
オープントラベラーズですが、エキストラカードを使わず、4枚のエースのみで行います。
それにしては信憑性の高い手順で、表向きでのテントバニッシュなどもあり。
徐々に印象が強まるように構成されている点も参考になります。
■4. Detour on 51st Street (Ben Train)
ポーカーデモンストレーションとサンドイッチトリックの融合。
シャッフルにより2枚のジョーカーをコントロールし、セレクションを捕まえます。
プロのカード技を見た、と観客に思わせるのに最適。
(付属冊子での解説)
■5. Harmony (Jeff Hinchliffe)
トライアンフでカードが当たり、残りがニューデックオーダーに揃う強烈手順。
トライアンフのパートのリアリティが特徴です。
■6. Oil and Water (Jeff Hinchliffe)
クライマックスのある、オイル&ウォーターの手順。
赤4枚、黒4枚の8枚バージョンで、何度か混ぜては分かれる現象を見せます。
最後は、最初に混ざっていたのを見たはずのデックまで分離してしまいます。
■7. Training Wheels (Ben Train)
スペードの4を、一連の流麗な動きで4枚のエースに分裂させる手順。
比較的簡単にできて小渡置かれる手順です。
■8. Hold 'em Seductively (Chris Westfall)
ポール・ハリスの Seductive Switch に基づく手順。
四つ折りのカードと、別の(折られていない)カードが入れ替わります。
ポーカー(テキサスホールデム)でのイカサマの話をしながら行う演出です。
ディレクターズ・コメンタリー、NG集、カード収集家へのインタビューなども収録。
映像は、内容はすべて英語ですが、映像だけでも結構楽しめる内容です。
付属小冊子は、日本語の完訳版の冊子も付いています(mML特別サービス)。
映画を楽しむように、マジックを楽しむ。
そんなリッチなひとときを、ぜひお過ごしください。
・DVD 2巻組:1セット
・英語版冊子(36ページ):1冊
・日本語版冊子(上記の完訳版、B5版16ページ):1冊(mML特別サービス)
3HREE DEE(スリーディー)DVD
ホール・シング(The Whole Thing)DVD
マスター・プッシュオフDVD(2巻組)
ザローが語るザロー・シャッフル
ファンデーションズ(1&2)DVD
リマッチ(Rematch)DVD
ユートピア(DVD4巻組・日本語字幕あり)
THE TRILOGY & andthensome DVD