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★収録内容

1.Coin Through Pocket
ポケットに入れたコインが、ポケットの布地を貫通して、外に脱出します。
コインは観客のサイン付きのもので、間違いなくコインがポケットの中にあることを、ズボンの上から観客に持たせて確認させています。
にもかかわらず、ズボンを突き破るかのようにビジュアルにコインが通り抜けて現れ、もちろん、ポケットに穴はあいていません。
ポケットの中が空であることを、演技の前後に確認することができます。

2.One-Handed Click Pass Lap Move
「コインズスルーザテーブル」の手順の一段目などに役立つ技法。
テーブルに並べて置いた４枚のコインを１枚ずつ左手で取り上げては握っていきますが、最後に左手を開くと、なぜかコインは３枚しかありま せん。

3.Three Times Through
コインがコップの底を通り抜けて中に飛び込む…ガラスのコップと１枚のコインを使って、約２０秒の間に、３回もの貫通現象が起こります。
３回の貫通は、全て違う手法。
コインにもコップにも仕掛けはなく、その場にあるもの、借りたもので演技可能です。
エキストラコインも使用しません。

4.Triple Change Coin Flight
２枚の「ハーフダラー」を、間違いなく両手に１枚ずつ握って、おまじないの動作をします。
左手を開くと、こちらは空っぽ…そして、右手から２枚のコインの音が聞こえます。
コインの移動現象、かと思うと、右手からは意外にも、２枚の「イングリッシュペニー」が現れるのです！
移動しながら、２枚とも変化してしまったのでしょうか？
この２枚の「ペニー」で、もう一度同じ現象を繰り返します…左右の手に１枚ずつ握り、そして左手を開くとカラ。
右手からは２枚のコインの音がしますが、果たして…今度は普通に移動したのか、それとも「ハーフ」に戻っているのか？
観客の予想を見事に裏切って、右手からは、２枚の「チャイニーズコイン」が現れます！
両手には他に何もなく、チャイニーズコインは、観客に手渡して調べてもらうことができます。

5.Coins Through Table
４枚のコインが１枚ずつテーブルを貫通して、テーブルの下に構えたグラスの中に落ちます。
クラシックトリック「コインズスルーザテーブル」の、ダロー氏によるハンドリング。
最後は、両手が卓上にある状態で、テーブルの下のグラスにコインが音を立てて飛び込む点が印象的です。

6.Half & Half
２枚のカードの「片側半分ずつ」だけが入れ替わってしまう、奇妙で、とても記憶に残るトリック。
ご本人は、名刺大の紙に印刷した特殊なカードを使用していたようです。

7.The Ink Was Left Behind
クリフ・グリーンの２つのマジック（フェニックス・エイセスとエイス・オブ・スペイド）を複合させた作品。 ３枚のカードが選ばれ、デックに戻されます。 デックを卓上に置き、マジシャンは空中に手を差し伸べると、１枚のカードが出現します…
同様に次々と、合計３枚のカードを出現させるのですが、これは、表が真っ白い、ブランクのカードです。
「空中に飛び出した選ばれたカードを捕まえようと思ったのですが、どうもスピードが速すぎて、インクが追いついてきていないようです」
空中の「インク」を捕まえてカードに投げつけるジェスチャーをすると、３枚は、選ばれたカードになってしまうのです。

8.Magician Fooler
いわゆる「不可能な」カード当て。 自由に選ばれた観客のカードを、デックの中に完全に埋没させてしまいますが、マジシャンは、見事にそのカードを探し当てます。
効果的な当て方や、いくつかのバリエーションを含めて解説していますので、参考になります。
応用の中には、次のようなマジックも。
カードが選ばれた段階で、観客も表を見ずに、裏にサインをしてもらい、デックに混ぜてしまいます。
これで、誰にも選ばれたカードが何であるか分かりませんが、マジシャンは、デックを表を見渡して、そのカードを見事に当ててしまいます。


9.Paddle Routine
「カラーチェンジング・ナイフ」にそのまま応用が可能な、ダローのパドル・ルーティン。
余分な物は一切使用せず、使用した用具（２本のパドル／ナイフ）は、最後に観客に手渡して終わることができる手順になっています。
この手のマジックがお好きな方は、要チェックです。