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[ 商品コード ] ND006
monthly Magic Lesson
【とっておきの22作品!】History (ヒストリー)〜野島伸幸の新DVD3巻組!〜
定期購読会員価格 8,561円(税込9,245円)です!
★
野島伸幸のオリジナルトリック22作品!
★
3枚組み、合計4時間半を超える大ボリューム!
★
「235プリンシプル」に使うカードもセットでお届けいたします!
◆
映像はこちら↓
◆
マジック・クリエーターとして、十代の頃からオリジナリティのある作品を発表し続けてきた
野島伸幸の新たなるプロジェクトが遂に完成!
収録22作品の全てが映像初公開!新作未発表作16作品をメインに、過去の作品もさらに洗練させて収録。
まさにボリュームたっぷりとなっています。
全てが「実践的で演じやすい」をモットーに創作されたもので、そのほとんどがレギュラー一組で演じられます。
ライブ映像をご覧頂ければ、その効果は一目瞭然です!
今作の大きな特徴として、各作品ごとに対談を収録。その作品が生まれるまでの
創作過程(HISTORY)を知ることができます。非常に興味深い
内容で、またご自身でマジックを創作される際にも大いに参考になることでしょう。
あの日本を代表するクリエーター鈴木徹も興味をそそられた「235プリンシプル」も大公開!
そこで使用するカードも今回特別に付属いたします!
〜野島より〜
このDVDには、僕の十数年が詰まっています。今回は、出せるものを全て詰め込みました。
中には、 十年以上かけて作り上げた手順もあります。
全て人前で演じた上で、確かな手応えを感じたものばかりです。
ぜひ皆様に演じていただけることを願っています!
なお、著名なマジシャンの方々からコメントをお寄せ頂きましたので、
ありがたく下記に掲載させて頂きます。
野島氏のクールで刺激的な作品群に出会って、新たな創作意欲が湧きました。ありがとう。
〜鈴木 徹〜
(ブックフェローへのコメント)
発想はすごく奇抜なのに、起こることがシンプルで面白くて、最後不思議で、自分自身でも演じてみたくなる演目でした。
野島君最高!!
〜SIMPEI〜
改めてクリエーター「野島伸幸」の凄さを思い知らされました。
クレバーな手続きでハンドリングをまとめたかと思えば、奇想天外な切り口で斬新なトリックを構成してしまう。
王道と革新、周到さと大胆さ、シリアスとコミカル、この幅の広さこそ「野島ワールド」の真骨頂だと思います。
そしてこのDVDにはその全てが封入されています。
各作品には、発想から現在の形に至るまでの「History」が詳しく解説されており、これが大変に興味深い。
何に刺激を受けてどうアプローチをしたのか想像がつかなかった、謎の「野島脳」を覗き込むことができます。
何より、実際に演じてみたい作品が多すぎ、「どの作品を見せるか」ではなく、「どの作品から見せるか」を迷ってしまう傑作揃いです。
私自身、気が済むまで演じ終えるまでには、相当な時間を要しそうです。
〜Yuji村上〜
野島さんの頭の中は、一体どうなっているのでしょう。
本とカードをシャッフルする(!)、ブックフェロー。
日本の心を思い起こさせる(?)、235プリンシプル。
思いもよらないシュールな現象を繰り出す一方で、クイックサンド、ア・リ・サなど、
既にクラシックの風格漂う素敵なシークエンスをも、私達に提供してくれます。
紹介されている手順はどれも、観客の頭の中で現象がどのようにイメージされるかを計算しつくした上での省力設計。
必要のないところには余計な負担がかからないようになっています。ユニークな着想と実用性。
その両方を兼ね備えたトリックを次々と生み出す、本当に羨ましい才能の持ち主です。
この作品集では、最初に浮かんだアイディアが、数々のきっかけを通じて進化し、
そして結実していく過程を疑似体験することができます。
野島さんの語る「ヒストリー」は、あなたの頭の中の深い部分を、存分に刺激してくれることでしょう。
〜大原 正樹〜
ディレイド・コレクションは非常に良く考えられたコレクターです。
コレクターは私自身も常に意識してきたテーマですが、
これまでに見たレギュラーデックで行う作品の中でもかなりいい出来だと思います。
運命のペアカードは、以前お会いした時に見せて頂き、不思議だったトリックですが、
解説を見ても面白かったです。
セルフワーキングがお好きな方は要チェックです。
ラスト・ピースはオチにすっかり騙されました。
そして、少し悔しく思いました。こういうのは私がやりたかったなあと。
Historyを見ると、野島さんが一つ一つの作品をとても丁寧に創っていることが分かります。
フルデックトリック、セルフワーキング、パケット、どれも企みに満ちた、野島さんの本気度が伝わってくる作品ばかりです。
野島さんの創り上げた一筋縄ではいかないHistoryに、あなた自身の手でふれてください。
〜新沼 研〜
素材を凝視し奇術的可能性を掘り起こす。
創作の喜びに満ちた素敵なインストラクションDVDです。
〜佐藤 総〜
★
収録内容 Disc 1
フルデックトリック
1.
トビアテル
選ばれたカードをデックに混ぜて揃えながら「ワン・ツー・スリー!」と号令をかけると…
なんと、デックの上半分が突然ポンと飛び上がってひっくり返ります!
表向きになって現れた上半分のフェイスカード(分かれた位置のカード)が、観客のカードです。
ビジュアルでスピーディー、一瞬で現象が起こる、切れ味の鋭いカード当て。
デックが突然、思いもよらぬアクションを起こすので、「びっくり箱」的な驚きも抜群。
観客には、カードがなぜ飛び跳ねたのか、その方法が全く分かりません。
コントロール技法の匂いが皆無で、完全に混ぜてしまっているのに当たる点も不思議です。
2.
ミニコレ
3枚で2枚のカードをサンドイッチして当てる、コレクターズの「スリムバージョン」。
直前まで何も無かった3枚のカードの間に、2人の観客のカードがコツ然と挟まれて現れます。
まるで魔法を見るかのような瞬間の出来事に、観客はア然・ボウ然!
コレクターズの原点に立ち返った現象を、極めてスマートな手法でスムーズに実現しています。
3.
フェイク・アンビシャス
現象は、一般的なアンビシャスカード…しかし、裏で行っている方法は奇々奇抜!
サインカードが何度か、中央からトップに上がり、最後はカードに曲げ癖をつけて行いますが、
ビジュアルにポップアップします。
この「定番」の現象に、まさか、こんなやり方があったとは!
「トリックを見たときに驚き、感心する」度ナンバーワンの、野心的なアンビシャスカード。
技法があまり得意でない方にもオススメします。
4.
ブックフェロー
1枚のカードが選ばれ覚えられてデックに戻された後、当然デックをよくシャフルしますが…
マジシャンは、それに飽き足らず(?)、なんと、手近な「本」とデックをシャフルしてしまいます!?
デックと本がフェロー・シャフルで噛み合わされている、という、聞いたことすらない奇妙な状態。
ここからマジシャンは、観客のカードだけを本の中に落としてスライドさせ、さらには、本から
ライジングカードのように、せり上がらせてみせます!
現象コンセプト自体がユニークで奇想天外な、異色のカード当て。
5.
クイックサンド
2枚のジョーカーをデックの中に軽く差し込んで抜き出すだけで、観客のカードが
ジョーカーの間に挟まれて出現します。
単純なサンドイッチ現象に「ちょっとした捻り」を加えるだけで、見違えるように不思議で、
効果的で、演じて面白いものになりました。
「奇術探究 第7号」で発表したアイデアですが、このビジュアルな良さは、恐らく映像でないと
理解できないかも知れません。
ぜひ本人の演技で、効果をご確認ください(「探究」よりもさらに詳細に解説しています)。
6.
ア・リ・サ
観客のカードをデックの中央に入れても、一番下に入れても、トップに上がってきます。
続いて、そのカードをデックのトップに表向きに重ね、おまじないをかけて即座に広げると、
なんと、裏向きだったデック全体が、観客のカードに同調して、全て表向きに変わっています。
最後に、観客のカードをデックの中にカットして入れ、デックを裏向きに広げると、
なぜか、中央に2枚のジョーカーが表向きにひっくり返って現れます…
しかも、その間に1枚のカードが挟まっていて、それが、観客のカードなのです。
波瀾万丈ながらコンパクトで、スピード感に溢れる好手順。
コンセプトの異なる3つの現象が、ポンポンポン!と小気味よく連続して起こります。
手法的な「裏の動作」が実に合理的で、しかも有機的に連関している点が巧妙。
新機軸のコンビネーション・ルーティンです。
7.
ディレイド・コレクション
古典名作プロット「コレクターズ」に対する、野島流解決法。
4枚のエースの間に、3人の観客のカードが飛び込んで現れます。
かつてない考え方が盛り込まれた手順であり、自然でクリーンな見た目が特長です。
秘密の操作を、通常とはちょっと異なるタイミングでサラリと行うことが鍵。
コレクターズ研究家の方も必見です。
8.
ラスト・ピース
ルポールの大傑作を母体として誕生した、新時代の「カードの復活」マジック。
自由に選ばれてサインされたカードの一隅を破り取り、観客に手渡します。
残りは、さらに細かくビリビリに破いてしまい、その破片をデックの中に挟み込みます。
おまじないをかけると、破いたカードはデックの中で見事に再生・復活し、1枚に繋がって
現れます…もちろん、観客が持っていたコーナーを合わせると、ピタリと合致します。
そしてさらにそのコーナーまでもが…観客の目の前で「くっつき」、繋がってしまうのです。
収束感の漂うエンディングを持つ、ショーのトリネタに最適な重厚手順。
特に最後の一片の復活は、何らの怪しい動作なく「いつの間にか」現象が完了しているため、
見る者は、虚構と現実の垣根が消滅したかのような奇妙な感覚に捕らわれます。
この奇跡が、なんと、面倒な準備が一切要らずに、即席で演じられるのです。
★
収録内容 Disc 2
セルフワーキングトリック
9.
運命のペアカード
指示に従って観客の手でよく混ぜられた8枚のカード。
その中から選ばれ、抜き出されたカードを…マジシャンは、それと「ペア」になるメイトの
カードを探し出すことで当ててしまいます。
この作品のミソは、様々な見せ方が可能な点。
マジシャンではなく「観客自身」がメイトを探し当ててしまう、という方法も解説しています。
観客が1人の場で1対1で見せてもよいですし、複数の観客がいる時には、数人に
8枚ずつカードを渡して、それぞれが選んだカードを次々と当てていくこともできます。
さらには、かなり大人数の観客を前にしたショーで、全員参加型のマジックとして
観客全員にカードを持たせて行う演出なども可能ですので、多彩な用途に使えます。
ステージを演出される方も、お見逃しなく。
10.
僕がポーカーで勝てない理由
マジシャンは、これからポーカーの勝負をして、必ず「観客を勝たせる」と宣言します。
2枚のカードから、観客が自由にどちらかを選んで取り、残りはマジシャンが取ります。
また別の2枚で同様に行い…これを都合5回繰り返していきます。
これで観客とマジシャン、それぞれ5枚ずつのカードを持って、さあ、ポーカーの勝負です!
予告通り、マジシャンはあっさり負けてしまいます(笑)が、さらに…勝った観客が持つ
ポーカーハンドの手役を、マジシャンが見事に予言していたことが示されます。
あるタイプのポーカーディールの手順に通例見られる構造的な「弱点」を克服すべく
工夫して、結果的に、全く独自の新しい原理に到達。
観客の自由な選択により手を作っていくフェアなルールで、果たして、勝敗や手役を
本当にコントロールできるのでしょうか?
その巧妙な原理をご堪能ください(悪用厳禁ですよ!?)。
11.
235プリンシプル
今回のDVDで1つのメイントピックである「ヒストリー」を最も濃密に語っているのが
こちらの「235プリンシプル」。
各所で野島が演じ、大絶賛を博した「三種の食器」トリックに使われている原理。
この原理を、どのようなきっかけから思い付き考え始めて、どのような経緯で発展させ、
最終的にどのように現在の形に仕上げたのか、その全てを情熱的に語ります。
野島伸幸の本領発揮・面目躍如、一世一代の大講義・名演説!
クリエーターが、自らの頭の中身を、ここまで赤裸々に白日の下に晒したケースは
なかなかないでしょう。
「三種の食器」は、これら膨大な思考過程を経た上で、考え抜いて編み出された作品。
優れた原理の上に優れた演出を被せて構成された傑作です。
簡単ですし、必要な用具が添付されて、すぐに演じられるようになっています。
そのほか、この原理を鈴木徹氏が調理した、「スキ・キライ・ダイキライ」という
また別の作品(これも素晴らしい演出です)なども紹介・解説されています。
12.
ごちゃり
裏表がごちゃ混ぜにされた状態からスタートする、風変わりな演出のカードマジック。
その中から1枚のカードを選んで覚えてもらい、デックに戻して混ぜます。
さらに、カードをランダムに配り分けて、バラバラにしてしまいます。
2つの山を作り、トップから順に見ていくと、不思議なことに、同じ枚数目にある全てのペアが、
「裏と表」の組み合わせになっています…ただし、たった1組のペアを除いて。
その1組だけの「裏同士」のペアのカードが、なんと、観客が選んだカード、そして、
それとメイトとなるカード(同色・同数字の2枚)になっているのです!
最後に、それ以外の「裏と表」のペアも順に表を見てみると、驚くべきことに、全てのペアが、
メイトの組み合わせとなっていて…26組のメイト・ペアがマッチして現れるのです!
文章で説明しても、ちょっと面白さが伝わりづらい作品ではありますが…
興味をそそるユニークな導入(つかみ)、コミカルなセリフと演出、サッカートリック的な要素、
意外な展開、そして派手な現象を伴う圧倒的な結末!
まさにショーピースと言うべき、一連のマジックショーのクライマックスにふさわしい大作です。
13.
ノーアディション・エレベーター
藤原邦恭氏の着眼に基づいた、ニュースタイルのエレベーターカード。
従来の古典的なやり方とは異なる原理・手法であり、マジシャンにとっても面白い作品です。
4枚のエースが、1枚ずつ、デックのトップからボトムへ、またボトムからトップへと移動します。
(いわゆる「エレベーターカード」の現象です。)
そして最後は、観客自身の手で(!)エレベーター現象を行なわせます…つまり、観客に
おまじないをかけてもらうと、最初に観客が選んでいたカードがトップに現れるのです。
なお、この作品は厳密に言うとトップコントロールにダブルカットを1回だけ使用していますが、
極めてセルフワーキング「的」な発想の手順ということで、大目に見てください(笑)。
★
収録内容 Disc 3
パケットトリック
14.
遅がえり
4枚の裏向きのカードが、1枚ずつ表向きになっていくツイスト現象のトリック。
従来からある同種現象のトリックとは異質の、独自の原理・ハンドリングによる作品で、
見た目が全く異なり、カウントではなくディスプレイに基づくスタイルなので、
非常にオープンな感覚で見せられます。
同じ動作の繰り返しで全てが処理される、統一性の高い流麗なハンドリングが特徴。
シンプルな現象だけに効果的、しかも簡単に演じられます。
15.
マザマザ
3枚の赤いカードと3枚の黒いカードを使った「アンチ・オイル&ウォーター」現象の2連発!
すなわち「混ざって」「混ざる」から「マザマザ」です。
ノーエキストラでクリーン、スピーディーでシャープな手順。
サトルティによって成立している巧妙なトリックです。
16.
アナザー・フラッシュトレーション・カウント
バイプレイ的なショートトリックで、4枚のジョーカーが4枚のエースに変化します。
従来の手法とは「逆」の発想で作られた技法であるところが面白いところ。
野島が、自らのアクトの中で使いやすいように構成したもので、意外と(?)実用的です。
17.
カワルガワル
本当に4枚のエースだけで演じられる実用的なパケットトリック。
クラブのエースとスペードのエースが入れ替わり、さらに間髪を入れず、その2枚が
赤いエース(ダイヤとハート)と入れ替わってしまいます。
プロットとしては、いわゆる「(デイリーズ)ラストトリック」ですが、ここまで合理的で
スムーズな、すっきりとしたハンドリングは、かつて無かったのでは?
「頭のいい」手法を好まれる方は、おそらく気に入っていただけることでしょう。
極めて完成された逸品です。
18.
クイック・ホフジンザー
こちらは「ホフジンザー・エース・プロブレム」の超シンプルバージョン。
選ばれたカードの上で4枚のエースを振ると、反応して、同じマークのエースが
1枚だけ裏返ります。
さらに、その裏向きのエースと、観客のカード自体が入れ替わってしまいます。
これも、このプロットの解決法としてはおそらく「最短距離」を行く手法になっています。
凝縮された中に構成的な美しさを感じる作品は、まるで俳句の境地すら覚えるほど。
上の「カワルガワル」と並んで、研ぎ澄まされたセンスを感じる作品です。
19.
ダイレクト・カレント
4枚のエースと、4枚の関係ないカード、合計8枚のカードを使います。
エースから1枚選んで覚えてもらい、他のエースの中に混ぜて観客に手渡します。
観客の手の中で、カードを1枚ずつ除去してもらうと、選ばれたエースが最後まで残ります。
さらに、そのカードは無関係のカードに変化してしまい…なんと、選ばれたエースは、
マジシャンの手にあるのです!
「ヒストリー」として語る考案過程が、またユニークで面白く、クリエーターの
ユニークな頭の働かせ方に感心させられます。
★
収録内容 Disc 3
ある技法の研究
20.
6と9
6のカードを逆さにすると、9に変わる!?
瞬間芸的なジョークトリックを、最も簡単な方法にアレンジ。
ある技法を自然に見せるための動作の研究を絡めて解説。
マニアから軽視ないし白眼視されている技法ですが、適切な使い方をすれば
大いに役立ちます。
21.
スペードのα
スペードのエースの真ん中のマークが巨大化!?
と言っても、どう大きくなるかは、見てのお楽しみ。
この奇天烈な現象が、レギュラーデックで手軽に演じられるところが驚きです。
これもジョーク的な小ネタですが、「どうやら、マニアの人と一般のお客様では
『見え方』が違うらしい」という面白い特徴を持ったトリックです。
22.
CCC
カードケースに入れた状態のデックから、順に1枚ずつケースの外に出して
カードを配っていきます(ランダムではなく順番どおりに出しています)。
途中でストップをかけてもらい、その位置のカードを抜き出します。
別の観客にももう一度ストップをかけてもらい、2枚のカードを決定します。
その2枚が…あらかじめ出されていた予言と、ピタリ一致します。
「ストップカード」の、奇抜で卓抜した方法。
ケースから配っていくことで、技法を使う余地を封じていますから、
不可能設定が高められています。
[ 商品コード ] ND006
価格
9,311
円
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このDVDには、僕の十数年が詰まっています。今回は、出せるものを全て詰め込みました。
中には、 十年以上かけて作り上げた手順もあります。
全て人前で演じた上で、確かな手応えを感じたものばかりです。
ぜひ皆様に演じていただけることを願っています!
なお、著名なマジシャンの方々からコメントをお寄せ頂きましたので、
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野島氏のクールで刺激的な作品群に出会って、新たな創作意欲が湧きました。ありがとう。
〜鈴木 徹〜
(ブックフェローへのコメント)
発想はすごく奇抜なのに、起こることがシンプルで面白くて、最後不思議で、自分自身でも演じてみたくなる演目でした。
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改めてクリエーター「野島伸幸」の凄さを思い知らされました。
クレバーな手続きでハンドリングをまとめたかと思えば、奇想天外な切り口で斬新なトリックを構成してしまう。
王道と革新、周到さと大胆さ、シリアスとコミカル、この幅の広さこそ「野島ワールド」の真骨頂だと思います。
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各作品には、発想から現在の形に至るまでの「History」が詳しく解説されており、これが大変に興味深い。
何に刺激を受けてどうアプローチをしたのか想像がつかなかった、謎の「野島脳」を覗き込むことができます。
何より、実際に演じてみたい作品が多すぎ、「どの作品を見せるか」ではなく、「どの作品から見せるか」を迷ってしまう傑作揃いです。
私自身、気が済むまで演じ終えるまでには、相当な時間を要しそうです。
〜Yuji村上〜
野島さんの頭の中は、一体どうなっているのでしょう。
本とカードをシャッフルする(!)、ブックフェロー。
日本の心を思い起こさせる(?)、235プリンシプル。
思いもよらないシュールな現象を繰り出す一方で、クイックサンド、ア・リ・サなど、
既にクラシックの風格漂う素敵なシークエンスをも、私達に提供してくれます。
紹介されている手順はどれも、観客の頭の中で現象がどのようにイメージされるかを計算しつくした上での省力設計。
必要のないところには余計な負担がかからないようになっています。ユニークな着想と実用性。
その両方を兼ね備えたトリックを次々と生み出す、本当に羨ましい才能の持ち主です。
この作品集では、最初に浮かんだアイディアが、数々のきっかけを通じて進化し、
そして結実していく過程を疑似体験することができます。
野島さんの語る「ヒストリー」は、あなたの頭の中の深い部分を、存分に刺激してくれることでしょう。
〜大原 正樹〜
ディレイド・コレクションは非常に良く考えられたコレクターです。
コレクターは私自身も常に意識してきたテーマですが、
これまでに見たレギュラーデックで行う作品の中でもかなりいい出来だと思います。
運命のペアカードは、以前お会いした時に見せて頂き、不思議だったトリックですが、
解説を見ても面白かったです。
セルフワーキングがお好きな方は要チェックです。
ラスト・ピースはオチにすっかり騙されました。
そして、少し悔しく思いました。こういうのは私がやりたかったなあと。
Historyを見ると、野島さんが一つ一つの作品をとても丁寧に創っていることが分かります。
フルデックトリック、セルフワーキング、パケット、どれも企みに満ちた、野島さんの本気度が伝わってくる作品ばかりです。
野島さんの創り上げた一筋縄ではいかないHistoryに、あなた自身の手でふれてください。
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素材を凝視し奇術的可能性を掘り起こす。
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★収録内容 Disc 1 フルデックトリック
選ばれたカードをデックに混ぜて揃えながら「ワン・ツー・スリー!」と号令をかけると…
なんと、デックの上半分が突然ポンと飛び上がってひっくり返ります!
表向きになって現れた上半分のフェイスカード(分かれた位置のカード)が、観客のカードです。
ビジュアルでスピーディー、一瞬で現象が起こる、切れ味の鋭いカード当て。
デックが突然、思いもよらぬアクションを起こすので、「びっくり箱」的な驚きも抜群。
観客には、カードがなぜ飛び跳ねたのか、その方法が全く分かりません。
コントロール技法の匂いが皆無で、完全に混ぜてしまっているのに当たる点も不思議です。
3枚で2枚のカードをサンドイッチして当てる、コレクターズの「スリムバージョン」。
直前まで何も無かった3枚のカードの間に、2人の観客のカードがコツ然と挟まれて現れます。
まるで魔法を見るかのような瞬間の出来事に、観客はア然・ボウ然!
コレクターズの原点に立ち返った現象を、極めてスマートな手法でスムーズに実現しています。
現象は、一般的なアンビシャスカード…しかし、裏で行っている方法は奇々奇抜!
サインカードが何度か、中央からトップに上がり、最後はカードに曲げ癖をつけて行いますが、
ビジュアルにポップアップします。
この「定番」の現象に、まさか、こんなやり方があったとは!
「トリックを見たときに驚き、感心する」度ナンバーワンの、野心的なアンビシャスカード。
技法があまり得意でない方にもオススメします。
1枚のカードが選ばれ覚えられてデックに戻された後、当然デックをよくシャフルしますが…
マジシャンは、それに飽き足らず(?)、なんと、手近な「本」とデックをシャフルしてしまいます!?
デックと本がフェロー・シャフルで噛み合わされている、という、聞いたことすらない奇妙な状態。
ここからマジシャンは、観客のカードだけを本の中に落としてスライドさせ、さらには、本から
ライジングカードのように、せり上がらせてみせます!
現象コンセプト自体がユニークで奇想天外な、異色のカード当て。
2枚のジョーカーをデックの中に軽く差し込んで抜き出すだけで、観客のカードが
ジョーカーの間に挟まれて出現します。
単純なサンドイッチ現象に「ちょっとした捻り」を加えるだけで、見違えるように不思議で、
効果的で、演じて面白いものになりました。
「奇術探究 第7号」で発表したアイデアですが、このビジュアルな良さは、恐らく映像でないと
理解できないかも知れません。
ぜひ本人の演技で、効果をご確認ください(「探究」よりもさらに詳細に解説しています)。
観客のカードをデックの中央に入れても、一番下に入れても、トップに上がってきます。
続いて、そのカードをデックのトップに表向きに重ね、おまじないをかけて即座に広げると、
なんと、裏向きだったデック全体が、観客のカードに同調して、全て表向きに変わっています。
最後に、観客のカードをデックの中にカットして入れ、デックを裏向きに広げると、
なぜか、中央に2枚のジョーカーが表向きにひっくり返って現れます…
しかも、その間に1枚のカードが挟まっていて、それが、観客のカードなのです。
波瀾万丈ながらコンパクトで、スピード感に溢れる好手順。
コンセプトの異なる3つの現象が、ポンポンポン!と小気味よく連続して起こります。
手法的な「裏の動作」が実に合理的で、しかも有機的に連関している点が巧妙。
新機軸のコンビネーション・ルーティンです。
古典名作プロット「コレクターズ」に対する、野島流解決法。
4枚のエースの間に、3人の観客のカードが飛び込んで現れます。
かつてない考え方が盛り込まれた手順であり、自然でクリーンな見た目が特長です。
秘密の操作を、通常とはちょっと異なるタイミングでサラリと行うことが鍵。
コレクターズ研究家の方も必見です。
ルポールの大傑作を母体として誕生した、新時代の「カードの復活」マジック。
自由に選ばれてサインされたカードの一隅を破り取り、観客に手渡します。
残りは、さらに細かくビリビリに破いてしまい、その破片をデックの中に挟み込みます。
おまじないをかけると、破いたカードはデックの中で見事に再生・復活し、1枚に繋がって
現れます…もちろん、観客が持っていたコーナーを合わせると、ピタリと合致します。
そしてさらにそのコーナーまでもが…観客の目の前で「くっつき」、繋がってしまうのです。
収束感の漂うエンディングを持つ、ショーのトリネタに最適な重厚手順。
特に最後の一片の復活は、何らの怪しい動作なく「いつの間にか」現象が完了しているため、
見る者は、虚構と現実の垣根が消滅したかのような奇妙な感覚に捕らわれます。
この奇跡が、なんと、面倒な準備が一切要らずに、即席で演じられるのです。
★収録内容 Disc 2 セルフワーキングトリック
指示に従って観客の手でよく混ぜられた8枚のカード。
その中から選ばれ、抜き出されたカードを…マジシャンは、それと「ペア」になるメイトの
カードを探し出すことで当ててしまいます。
この作品のミソは、様々な見せ方が可能な点。
マジシャンではなく「観客自身」がメイトを探し当ててしまう、という方法も解説しています。
観客が1人の場で1対1で見せてもよいですし、複数の観客がいる時には、数人に
8枚ずつカードを渡して、それぞれが選んだカードを次々と当てていくこともできます。
さらには、かなり大人数の観客を前にしたショーで、全員参加型のマジックとして
観客全員にカードを持たせて行う演出なども可能ですので、多彩な用途に使えます。
ステージを演出される方も、お見逃しなく。
マジシャンは、これからポーカーの勝負をして、必ず「観客を勝たせる」と宣言します。
2枚のカードから、観客が自由にどちらかを選んで取り、残りはマジシャンが取ります。
また別の2枚で同様に行い…これを都合5回繰り返していきます。
これで観客とマジシャン、それぞれ5枚ずつのカードを持って、さあ、ポーカーの勝負です!
予告通り、マジシャンはあっさり負けてしまいます(笑)が、さらに…勝った観客が持つ
ポーカーハンドの手役を、マジシャンが見事に予言していたことが示されます。
あるタイプのポーカーディールの手順に通例見られる構造的な「弱点」を克服すべく
工夫して、結果的に、全く独自の新しい原理に到達。
観客の自由な選択により手を作っていくフェアなルールで、果たして、勝敗や手役を
本当にコントロールできるのでしょうか?
その巧妙な原理をご堪能ください(悪用厳禁ですよ!?)。
今回のDVDで1つのメイントピックである「ヒストリー」を最も濃密に語っているのが
こちらの「235プリンシプル」。
各所で野島が演じ、大絶賛を博した「三種の食器」トリックに使われている原理。
この原理を、どのようなきっかけから思い付き考え始めて、どのような経緯で発展させ、
最終的にどのように現在の形に仕上げたのか、その全てを情熱的に語ります。
野島伸幸の本領発揮・面目躍如、一世一代の大講義・名演説!
クリエーターが、自らの頭の中身を、ここまで赤裸々に白日の下に晒したケースは
なかなかないでしょう。
「三種の食器」は、これら膨大な思考過程を経た上で、考え抜いて編み出された作品。
優れた原理の上に優れた演出を被せて構成された傑作です。
簡単ですし、必要な用具が添付されて、すぐに演じられるようになっています。
そのほか、この原理を鈴木徹氏が調理した、「スキ・キライ・ダイキライ」という
また別の作品(これも素晴らしい演出です)なども紹介・解説されています。
裏表がごちゃ混ぜにされた状態からスタートする、風変わりな演出のカードマジック。
その中から1枚のカードを選んで覚えてもらい、デックに戻して混ぜます。
さらに、カードをランダムに配り分けて、バラバラにしてしまいます。
2つの山を作り、トップから順に見ていくと、不思議なことに、同じ枚数目にある全てのペアが、
「裏と表」の組み合わせになっています…ただし、たった1組のペアを除いて。
その1組だけの「裏同士」のペアのカードが、なんと、観客が選んだカード、そして、
それとメイトとなるカード(同色・同数字の2枚)になっているのです!
最後に、それ以外の「裏と表」のペアも順に表を見てみると、驚くべきことに、全てのペアが、
メイトの組み合わせとなっていて…26組のメイト・ペアがマッチして現れるのです!
文章で説明しても、ちょっと面白さが伝わりづらい作品ではありますが…
興味をそそるユニークな導入(つかみ)、コミカルなセリフと演出、サッカートリック的な要素、
意外な展開、そして派手な現象を伴う圧倒的な結末!
まさにショーピースと言うべき、一連のマジックショーのクライマックスにふさわしい大作です。
藤原邦恭氏の着眼に基づいた、ニュースタイルのエレベーターカード。
従来の古典的なやり方とは異なる原理・手法であり、マジシャンにとっても面白い作品です。
4枚のエースが、1枚ずつ、デックのトップからボトムへ、またボトムからトップへと移動します。
(いわゆる「エレベーターカード」の現象です。)
そして最後は、観客自身の手で(!)エレベーター現象を行なわせます…つまり、観客に
おまじないをかけてもらうと、最初に観客が選んでいたカードがトップに現れるのです。
なお、この作品は厳密に言うとトップコントロールにダブルカットを1回だけ使用していますが、
極めてセルフワーキング「的」な発想の手順ということで、大目に見てください(笑)。
★収録内容 Disc 3 パケットトリック
4枚の裏向きのカードが、1枚ずつ表向きになっていくツイスト現象のトリック。
従来からある同種現象のトリックとは異質の、独自の原理・ハンドリングによる作品で、
見た目が全く異なり、カウントではなくディスプレイに基づくスタイルなので、
非常にオープンな感覚で見せられます。
同じ動作の繰り返しで全てが処理される、統一性の高い流麗なハンドリングが特徴。
シンプルな現象だけに効果的、しかも簡単に演じられます。
3枚の赤いカードと3枚の黒いカードを使った「アンチ・オイル&ウォーター」現象の2連発!
すなわち「混ざって」「混ざる」から「マザマザ」です。
ノーエキストラでクリーン、スピーディーでシャープな手順。
サトルティによって成立している巧妙なトリックです。
バイプレイ的なショートトリックで、4枚のジョーカーが4枚のエースに変化します。
従来の手法とは「逆」の発想で作られた技法であるところが面白いところ。
野島が、自らのアクトの中で使いやすいように構成したもので、意外と(?)実用的です。
本当に4枚のエースだけで演じられる実用的なパケットトリック。
クラブのエースとスペードのエースが入れ替わり、さらに間髪を入れず、その2枚が
赤いエース(ダイヤとハート)と入れ替わってしまいます。
プロットとしては、いわゆる「(デイリーズ)ラストトリック」ですが、ここまで合理的で
スムーズな、すっきりとしたハンドリングは、かつて無かったのでは?
「頭のいい」手法を好まれる方は、おそらく気に入っていただけることでしょう。
極めて完成された逸品です。
こちらは「ホフジンザー・エース・プロブレム」の超シンプルバージョン。
選ばれたカードの上で4枚のエースを振ると、反応して、同じマークのエースが
1枚だけ裏返ります。
さらに、その裏向きのエースと、観客のカード自体が入れ替わってしまいます。
これも、このプロットの解決法としてはおそらく「最短距離」を行く手法になっています。
凝縮された中に構成的な美しさを感じる作品は、まるで俳句の境地すら覚えるほど。
上の「カワルガワル」と並んで、研ぎ澄まされたセンスを感じる作品です。
4枚のエースと、4枚の関係ないカード、合計8枚のカードを使います。
エースから1枚選んで覚えてもらい、他のエースの中に混ぜて観客に手渡します。
観客の手の中で、カードを1枚ずつ除去してもらうと、選ばれたエースが最後まで残ります。
さらに、そのカードは無関係のカードに変化してしまい…なんと、選ばれたエースは、
マジシャンの手にあるのです!
「ヒストリー」として語る考案過程が、またユニークで面白く、クリエーターの
ユニークな頭の働かせ方に感心させられます。
★収録内容 Disc 3 ある技法の研究
6のカードを逆さにすると、9に変わる!?
瞬間芸的なジョークトリックを、最も簡単な方法にアレンジ。
ある技法を自然に見せるための動作の研究を絡めて解説。
マニアから軽視ないし白眼視されている技法ですが、適切な使い方をすれば
大いに役立ちます。
スペードのエースの真ん中のマークが巨大化!?
と言っても、どう大きくなるかは、見てのお楽しみ。
この奇天烈な現象が、レギュラーデックで手軽に演じられるところが驚きです。
これもジョーク的な小ネタですが、「どうやら、マニアの人と一般のお客様では
『見え方』が違うらしい」という面白い特徴を持ったトリックです。
カードケースに入れた状態のデックから、順に1枚ずつケースの外に出して
カードを配っていきます(ランダムではなく順番どおりに出しています)。
途中でストップをかけてもらい、その位置のカードを抜き出します。
別の観客にももう一度ストップをかけてもらい、2枚のカードを決定します。
その2枚が…あらかじめ出されていた予言と、ピタリ一致します。
「ストップカード」の、奇抜で卓抜した方法。
ケースから配っていくことで、技法を使う余地を封じていますから、
不可能設定が高められています。